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【勝率70%以上】私の仲値トレード手法

割引あり

0.はじめに

2023年5月よりFXを初めて2か月間、全く成果の出なかった私が、3か月目で発見した「仲値トレード」の手法をご紹介します。
今回、ご紹介するのは、発見から約1年、毎日データを取ったり試行錯誤しながら確立した現在使っている最新の手法になります。
始めた頃の私と同じように、FXで勝った月が1回もないという方に是非試していただきたい内容となっております。

2023年5月
(松井証券FX損益カレンダーより)
2023年6月
2023年7月

1.仲値トレードとは

金融機関の仲値が決まる、日本時間午前 9 時 55 分に向けて米ドル/円を買って、仲値付近で売り決済することで利益を狙う手法のことです。
※仲値とは金融機関が午前 9 時 55 分のレートを元に銀行や証券会社が午前 10 時に窓口に公示するレートのことです。
一般的に、米ドル/円が仲値にかけて上昇することが多いと言われています。
下図のように、午前 9 時 55 分に向けて上昇。その後、下降していることが分かります。

2024年9月13日 ドル円 1分足

このように、ドル円は仲値前に上昇して、仲値後下降します。
相場に絶対はないと言われますが、これだけは絶対です。
しかし、何時から上昇して、何時に下降する。
そして、その値幅は、どれくらいなのかは、これについては誰にも分かりません。
一気に20~30pips上昇・下降するときもあれば、わずか2~3pipsしか上昇・下降しない日もあります。
では、どうやって予測するのか。
そこで必要になってくるのが、ダウ理論や水平線、トレンドラインやチャートパターン、プライスアクションなどの少しのテクニカルと、過去のデータになります。
では、少しずつ解説していきます。

2.ダウ理論で目線を決める(1時間足)

まずは、1時間足で直近が上目線なのか下目線なのかを把握します。
下記のこの日の場合は朝の9:00時点で戻り高値を超えているので、145円割るまでは、ひたすら上目線です。

よく環境認識において、マルチタイムフレーム分析が大事だと言われますが、それはデイトレ以上の時間軸の場合は必要になってくるかと思います。
しかし、私の手法は、あくまでも9時から10時までの短期スキャルになりますので、あまり意識しても意味がありません。

ちなみに、この時点での4時間足の戻り高値は150円なので、150円超えるまでは、ひたすら下目線です。
4時間足に従うと確かに勝率は高くなりますが、エントリーチャンスが毎日ではありませんので、短期足の中の上位足である1時間足をエントリー根拠にしています。

また、ダウ理論で押し安値・戻り高値がよくわからない方は、下記のようにトレンドラインを引いて、安値が切り上がっていれば上目線。
逆に下がっていれば下目線でOKです。

レンジで上か下か迷うときはトレードしないというのもひとつの選択肢です。

3.下位足でトレードチャンスを待つ

上目線と決まれば、下位足(5分足など)でトレードチャンスを待ちます。
いくら仲値トレードといえど9:00にロングでは高値掴みの可能性がありますので、下落して反転してくるチャンスを待ちます。
※5分足でのチャートパターン(ダブルボトム、逆三尊、連続下ヒゲ)を待ちます。

4.アノマリーからいつエントリーするかを考える

※FX市場におけるアノマリーとは、相場において合理的な説明が難しいものの、よく起こる事象を指します。

下記の表は日々、私が記録している9時台のドル円の傾向です。

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