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あこがれの古本屋相続 


 神保町の古本屋のビルを兄(大叔父)から相続した妹(大叔母)と文学専攻の姪とがおりなす古本屋をめぐる短編集です。今年これまでで読んだ本で一番良かった。

 古本屋を相続!憧れます。まるでクリスティーの世界です。が、殺人事件は起きません。(笑)

 本好きなら古本屋さんで本に囲まれながら仕事をすることに一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。


 私の場合、一から店をつくるというよりは相続してその人の売りたかった本を整理しながら、自分の売りたい本を売ってみたりして…
 というシチュエーションにあこがれます。

 お店を整理する中で自分の知らない本が出てきたり、事件に巻き込まれたり
 うーん妄想が広がるなあ😅


 また、この本には神保町辺りのおいしいもの(ボンディのカレーとか、昔食べました。なつかしい〜)が出てきてお腹が空きます。ハハハ...

 原田ひ香さんの著作は食べ物の描写もおいしそうなんですよね。






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