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魚焼きグリルでピザを焼いてみた話。やっぱトースターいらないかも。

昔見たドラマで料理は科学と変わらないというセリフがあったのを思い出した。
宇佐兎三でございます。

1年に渡るお惣菜生活を経て、調理器具を色々と揃えていたわけだけれども、宇佐兎三の着眼点はひたすらに

・一つの素材でできている
・テフロンやフッ素などの変な加工されてない

みたいなところで、包丁もステンレスで肢と一体型だったし、おたまとかもそういうのを買ってたんだけれども。

さらに、炊飯器とかトースターとか別にいらなくね?と捨てて、ガスコンロをフル活用するという方向になっているわけだけど、その際に使う器具の素材についてあんまり注意を払えてなかっというか、どれでも同じだと思ってた部分があったんだけれども、まだまだ工夫のしがいがあるのかなと思ったというのが今回の話。

ちなみに、炊飯器やトースターを捨てて、ガスコンロをフルに使うことのメリットは、機器代の節約もあるんだけど、なにより置くスペースが格段にいらなくなる。

炊飯用の土鍋って割とコンパクトだからキッチン下の収納に全然入るし、グリルを活用するために買ったものなんてほぼただの板みたいなものなので(笑)

なお、繰り返しになるけれど1年お惣菜で過ごせて、焼き魚は既に焼いてあるやつを買ってくるようなやつが書いている記事なので、料理ガチ勢というよりはむしろほどほどにしか料理しない一人暮らしの人向け記事。

なおIHは知らない子すぎてガスコンロの話なので悪しからず。

魚焼きグリルを活用するためにはプレートの素材が重要?

前回の記事では、宇佐兎三は直感だけで萬古焼のプレートをかってしまっていたんだけど、

朝とかは予熱するのもめんどくさいから、予熱なしで表裏を直火で焼くような状態になってたんだよね。
でも、ふとさ、熱伝導率考えた方がいいんじゃねーかと思って。
フライパンの熱伝導率って

銅 (アルミの2倍、鉄の5倍)

アルミ



ステンレス

みたいなかんじに加えて、普段炊飯でつかっている萬古焼の土鍋とかは、炊飯の際にご飯をおいしく炊くためにはじめは弱火にしなければいけないところを、火力調整なしで再現するために普通よりも厚めにしていると見て「あぁ」となった。

焼き物などのセラミックの熱伝導率がどの程度のものなのかってなんとなく調べただけだとちょっと知識が足りなかったというか、セラミックって何が入ってるかによらね?って思ったんだけど。

とりあえず、扱いやすい素材の中ではアルミプレートが良さそうだなと思ったので買ってみた。

結果から言うとこっちのほうが予熱2分でいけるっぽく時短になる。

穴あきにした理由は、レビューで穴あきの方がピザには良さげだったから。

元から周りの焦げ目だけはついている近所のスーパーのPBブランド冷凍ピザ。
解凍はしてない。

うちのグリルは21cm程度だったので、
ピザパンは20cmを選択
うちのは片面グリル

一番弱火で予熱2分、焼き3分半が良さげだった。予熱から換算して5分半程度なので、他の機器でやるのとかわらない。

実は2枚目なので、皿がちょっと汚いのは申し訳w

ちなみに、焼き5分だと焼きすぎだと思ったw

ちょっと焼きすぎた1枚目

特筆すべきは、食感なのよ。
まぁ1年もこういうの全部電子レンジでやってた私が言うのもあれだけど、お店で食べるやつとたいしてかわらんレベルになってると。

ただ、懺悔をすると昨日そう思った時点では、2枚で260円だと思って買ったんだけど、今日同じスーパー行ってよくよくみたら260円なのは別の値札で、2枚で480円のちょっとお高めピザだったので、普通においしい説はある(笑)

前の家のときに使ってたガスコンロも一応グリルはついていたものの全く活用してなかったんだけど、こういうのを焼くときは割とフライパンつかってたんだよね。

で、フライパンはフライパンでいいのよ。フライパンで焼いたものはどうしても下がカリっってなりがち。それはそれでおいしいんだけど。
ただ、ピザってさピザ窯をかんがえたら上だけ焼くじゃん。
上はカリッ、下はモチッが再現できてる。

ちなみにあくまでも感想レベルでの家で焼いた時の美味しさは、ピザに限って言えば

グリル>フライパン>>>トースター>>>>>>電子レンジ

正直、電子レンジはいまだに手放していないけれど、おいしく調理をするためのものというよりは、味を諦めるけれど便利というものだから仕方ないw

で、焼く系のものはヌチャっとする電子レンジよりはトースターの方がおいしいと思ってたけど、それでもちょっとパサっとするし洗う手間をおしまなければいうてフライパンで焼いた方がパンでもピザでもおいしい。

ついでに、ピザ窯の温度と魚焼きグリルの温度を調べてみたんだよね。

窯内最適の温度は400〜500℃
本場イタリア・ナポリ風のピザを焼くのに最適な温度は,400〜500℃と言われています。

窯焼名人2を使って最高のピザを焼くコツ

魚焼きグリルの温度は、両面焼きなら400~450℃、片面焼きでも300~350℃に達します。 トースターは200~250℃、オーブンは最高温度が約200℃なので、魚焼きグリルの温度の高さが際立ちます。 魚焼きグリルは実は「もっとも短時間で高温になる家庭用の調理器具」。

魚だけにあらず。魚焼きグリル活用のすすめ

ちゃんと予熱すればうちの片面焼きでもトースターよりは温度出るってことなんだよね。

ここまで調べた上で、たぶんガッツリ予熱時間を5分とか10分とるならば、ピザをアルミよりも萬古焼で焼いた方がおいしいだろうなぁと思った。
本物のピザ窯ってたぶん下はレンガだし。

お腹すいてる時の数分をどうとらえるかによるけれど(笑)今朝のパンもアルミの上に乗せてみたけど2分予熱で、そのあと焼き2分で両面ほかほかになってたわ。
時短にはこっちがいい。

太陽光発電をつけてたらオール電化でIHコンロにするのはお得だろうなぁと思うし、その状態ならトースターも炊飯器もあっても電気タダだしスペースに困らないくらい広いかもだけど、
全額払ってる家でガスコンロがあるなら、調理はガスコンロでやる方が、圧倒的に省スペースなのと今はガスの方が安い気がするなと思った。

ついでにいうと魚を自分の家で焼く気が無い勢ほど、トースターとして使った方がいいよねって思う(笑)

おまけ:炊飯土鍋の話

炊飯土鍋ってそんなに古いものではないらしく、昨日なにげなくザッピングするように記事を読んでて、出典は失念してしまったのだけれども、炊飯器以前は羽釜で炊いていたので、土鍋でなんて炊いてなかったそう。
で、なぜ羽釜だったかというと吹きこぼれた場合もあの羽で火にかからないこととあの形で保温も優れていたのでおいしい米が炊けると言う話だった。

で、最近の炊飯用土鍋は、上の方でもちょろっと書いたけれども、

「はじめちょろちょろ、なかパッパ、赤子泣いてもフタとるな。」

はじめのうちは火を弱くし、中ごろは火を強め、途中で蓋を取ってはいけない。飯のじょうずな炊き方をいったもの。

始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな

これを手間なくできるように再現したのが、やたら分厚い炊飯用土鍋ということらしく。分厚くして熱伝導率をあえて悪くすることで弱火にしなくてもたいしてあったまらないようにしてるということらしい。

いつごろからこういう商品が出てきたのかわからないけど割と新しい上に、大手家電メーカーみたいな大々的な宣伝もしてないからいまいちマイナーなのかもしれない。

宇佐兎三の場合は奥のちっちゃめのところでずっと強火のまま10分→火を止めて15分蓋をあけずに放置で手間がないけど普通においしい。(できるだけ30分浸水もしてる)
羽釜は使ったことないのでどっちがおいしいかは謎。

前に一人暮らしをはじめたときに、量販店のお兄さんに聞いたのだけど、量販店の寮って良いマシンと悪いマシン両方あるそうなんだよね。いうほどご飯炊くかわからないしーって炊飯器をIHじゃなくて安いマイコンにしようと思ったら、
「同じ米でもマイコンはビックリするような味になるからやめた方がいい」
と言われた時には、まったくピンときてなかったけど、マイコンがまずいのは炊飯器下方のみが熱くなる構造で鍋全体が温まらないことにあるらしい。
土鍋の良さは熱伝導率の悪さの一方で均一にあたたまるし、一度温まったあとは逆に冷めにくくもしていたり、それ以外にも遠赤外線もろもろなんだけど。

イマドキは安い炊飯器買うくらいなら土鍋買った方が安くて美味いし、マジでスペース取らないまできてるのは狭い部屋に住んでるなら選ばない理由なんてない。

でも宇佐兎三自身、そういうのは専用の電気機器つかってやるものって先入観あったし、みんながそう思ってるのってコマーシャル的なところなんだろうなぁと思ったりするのでした。

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