初移植を振り返って反省
先日初めての移植を体験しました。
結果からすると移植は成功したのですが
初めてのことで色々と反省点があったので
記録として残そうと思います。
正直にお伝えすると移植前の尿溜、失敗しました。
恥ずかしながら
30歳過ぎて初めて漏らしました…泣
私の病院では移植の2時間前から
尿溜めを開始して移植の30分前までに
800mlの水を飲み切るようにという指示でした。
普段から頻尿気味の体質で
1日1ℓ程度しか飲めない私にとって尿溜は
不安でしかありませんでした。
移植の15分前までには診察券を入れるように
ということで病院に向かったのですが
病院までの道中(徒歩)我慢しきれず
病院の前でやらかしました。
こんな街中で、せっかくここまで頑張って溜めたのに
移植時間に遅れてしまう、とパニックに。
頭が真っ白になりトイレに駆け込みました。
幸いだったのが夫が付き添っていたことです。
病院に事情を説明し、着替えを取りに帰って
もらうことができました。
抱えきれない情けなさの中、
トイレの個室で再び尿溜のため水を飲みまくる私。
いい年して尿意も我慢できなくて
移植時間も遅れて病院にも夫にも
迷惑かけて、醜態晒して…
もうこの時点でメンタルボロボロでした。
1人だったら完全に心が折れてました。
夫がいてくれて本当によかったです。
移植は予定時間の1時間遅れて開始となりました。
初めての移植中は感動して泣けた
という話なども聞いていましたが
私はそれまでのドタバタで感動する暇もなく…
あっけなく終了しました。
これらの失敗談を踏まえて
尿溜のコツを残しておきたいと思いました。
①自分の尿意を我慢できる時間を知る
移植まえに尿溜の練習をすると安心です。
②尿溜は出来ることなら病院の待合で行う
尿意のある状態で病院まで向かうのは辛いです。
病院であれば我慢できない場合
カテーテルで尿量を調節してくれます。
③心配な人はおむつをしていく
いざいというときのお守りです。
一応ナプキンは付けていましたが
役に立ちませんでした。
人によって飲める水の量、我慢できる時間、
膀胱の大きさは様々です。
事前の準備が大切だと実感しました。
まさかここまで来て
こんな辛い経験をすることになるとは。
いつの日か子供とこの日のできごとを
笑い話にできたらいいな、
なんて妄想しながら判定日まで
ドキドキして過ごしています。