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もしやるとしたら。

問いに対して辿り着いた自分なりの答え。

『損得勘定抜きに気持ちに応えようとするバンドに出逢えたらまたバンドやるかも。』

です。
昨日は渋谷のeggmanにライヴを見に行った。

AKANOBLUE企画『暁鐘』

いつも何かあった時に気にかけてくれる優さんという存在がいて、
AKANOBLUEっていうそれはそれは人間味に溢れたバンドがいるんだけど。

昨日はそんなAKANOBLUEの企画。
出演バンドはマシリトにMUSHA×KUSHAにそれでも尚、未来に媚びる。
そしてAKANOBLUEっていう正に【血湧き肉躍る】という言葉が相応しい面々。

やっぱ改めて思った。
俺はこういうバンドが好きで、変に取り繕わず真っ直ぐ音をぶつけてくるバンド。
その背景には積み上げたものや続けてきたものがしっかりあって今も変わらず積み上げている日々。
それが例え飯を食えるような稼ぎに繋がってないとしてもそこに誇りを持って凛とした姿でステージに立っていること。
それがいい、それがカッコイイ。

だって音聴いててニヤニヤしちゃうんだもん(笑)
すっごい久々にドキドキしちゃった。
ここ数年バンド見ててまともにドキドキ出来ない自分がいて、
昔はあんなにドキドキしてたのに、
もう自分は変わっちゃったのかな、
落ち着いちゃったのかな、飽きちゃったのかな、
音楽に冷めちゃったのかな。ヤメ時なのかな。
そんな事が本当に頭をよぎったりする日もよくあった。

でも昨日はドキドキしてる自分がいた。
目の前にある音を聴いてニヤついた。
カッコイイ、素直に思った。
これだよ、これ、って、俺が好きなのこれ!って。
人間味溢れる人が好きなんです。
それは例え音楽というものに投影したとしても、それでもなおそこには喜怒哀楽があって。
作り込まない、ありのままの姿、感情、言葉。
色んなやりかた、スタイルがあるとして、
その中で俺が好きなのはこれ。

マシリトはもう溢れ出る貫禄でシンプルの中にある強さというか、なんかなんと言ったらいいか難しい。
MUSHA×KUSHAは1音目からドキドキして最後まで心躍りながら見てしまったが、何をやってるかの理解がエグすぎて難しい。
それでも尚、未来に媚びる。はボーカルのがーこくんがもう前のバンドからの付き合いでなんだかんだ12~13年くらいになる。
途中ダウンしてしまったタイミングもあったけどしっかり帰ってきたしね(おかえりなさい)、
ずっと続けてきている強さがそこにはあってスーパーリスペクトだけどいかんせんライヴが獣じみすぎていて説明が難しい。
AKANOBLUE、優さんには泣かされてばっかり。
この人はいつも安易に心に触れてくる。それが突き刺さりすぎて泣かされる。
昨日もMCの言葉、曲の歌詞、もう人間味とリアルが交差して心の震えが止まらない感覚というか、
もうなんかね、説明が難しい。

そう、全バンド説明が難しいんだ、
でもそれもそのはずなんだ。
だって取り繕ってないんだもん、人に媚びないんだもん、
自分たちのありのままをさらけ出してそれを音楽を通して表現しているから、
説明なんて難しいんだよ、そういうもんなんだよ。
見ればわかるよ、って。
完全に現場主義とはこの事だと思った。
現場で生きてきた人たちの姿。
俺はこうありたい。

がーこくんに声をかけられて
『あ、最近不穏な感じでバンド辞めた人じゃないですかぁ。』
って(笑)
良くない感じで辞めた感じしたよね、って、
話を聞いてあげたい、って。
その流れから
『でもまたバンドやるんやろ?』
って言われたんだ。
それに対して
『当たり前じゃん!やるよ!』
とは素直に出てこなくて
『んー、やりたいけど、ガッツリはもうやらないかなぁ?』
って、
それが本音。
もうバンドにしがみつこうとする自分は確実にいなくて、それで飯を食うために頑張るつもりも今はないから。
ただ改めて考えた結果が冒頭に書いた
【損得勘定抜きに気持ちに応えようとするバンドに出逢えたらまたバンドやるかも。】
でした。
気持ちで応えるって損することも多いけど、それは相手の出方でわかるからさ。
相手の気持ちが強いとわかったら応えたくなるわけで、
そんな状況に出くわした時に応えようとする心意気。
そう動こうとするメンバーに出会えたらまたバンドやってみたい、って思えると思う。
ドラムサポートや求められたらレッスンもするけど、それ以上は今は無いかな。

損得勘定で動いてしまったら、少なくともそれは自分のスタイルに合わないと知ってしまったから。
なんか、なんか違うんだよなぁ…って。
今はそんな所から抜け出して改めて冷静に考えて、客観視出来て、って状態だから。
大事なんだけどね、大事なんだけど。
自分はそうじゃないだけなので。

だから昨日はずっと刺さってた。
頭からケツまで
カッコイイな、バンドって。
って思えてた。
こういうバンドに出逢えたらまた胸を張って正規メンバーとしてステージに立ちたい。

そんな感じでした。
最後にむちゃくちゃかっけぇボーカルたちと写真撮ったので載せますね。
あとMUSHA×KUSHAは本当に度肝抜かれるエグさあるんでチェックしてください(笑)
ヤバすぎてもはや笑っちゃう位なので(笑)

AKANOBLUE Vo.優さん
MUSHA×KUSHA 四弦Gt.Vo.池田さん
それでも尚、未来に媚びる。 Vo.がーこくん

俺、笑えてるなぁ〜、
って事は満足な時間を過ごせたって事なのです。
本当に本当にありがとう。

そんなこんなで今日も読んでくれてありがとう、
今日も明日も一日よろしくお願いします!
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[Next Live]
4/1 都内某所
7/6 埼玉某所
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