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台湾の素食について

 台湾には素食という文化(?)があります。ベジタリアンを意味するそうです。観光客で知ってる方はほとんどいなさそうなので、台湾旅行の際に行ってみてほしいです。現地の生活を体験できると思います。

⚫︎具材の選び方

 まず店に入り、トングと容器を取ります。そして好きな具材を取るだけです。日本だったら料理別にトングがあるのですが、台湾の素食店は自分のトングで全ての料理を取ることができます。便利です。

店によって肉料理もあります。(素食店じゃなくて普通の惣菜屋かもしれないです)

実は素食(ベジタリアン)と速食(ファストフード)の発音は同じで、これが中国語の一番の謎でした。何で真反対の単語を同じ発音にしたのでしょうか!?

⚫︎会計問題

 お会計はグラム数を計って値段が決まります。軽い食材をたくさん選ぶと安くなり、卵やチキンなどのタンパク質をたくさん選ぶと重く、高くなります。

 私がよく行っていたお店は、お会計のおばちゃんが目視で具材を確認して、その場で値段を決めるというものでした。そのお店はどのお店よりも美味しかったのですが、お会計のおばちゃんによって値段の振り幅が大きすぎたため、口コミが最悪でした。

 どれくらい違うのかというと、私はいつも同じ食材を同じくらい入れるのですが、コワモテのおばちゃんの時は350円くらいだったのに対し、時々現れるおばちゃんになると500円に跳ね上がるのです。

自分で選んだおかずの上に、ご飯がねじ込まれます。

 口コミには、他の店と同じように重さを量って売ってほしい!みたいなことがたくさん書かれていましたが…私がいた一年間ではそのシステムは変わりそうもありませんでした。

 私はコワモテのおばちゃんがいる時、安くなるのでラッキー✌️と思っていました。外国人が来るのは珍しいのか、ご飯・スープ係のおばちゃんと会計係のコワモテのおばちゃんに顔を覚えられ、ご飯をいつも通り「半分で」と言うと、「もっと食べなよ!」や「いつ日本に帰るの?」などよく話しかけてくれました。シェアハウスに引っ越した後も何度か買いに行っていました。

 素食店は台湾で結構な店舗数あり、私は3,4店舗くらい行きました。野菜を食べたい時に利用しましたが、店によって味のレベルに結構差がありました。

 ある店舗では、素食の量に関わらずスープとごはん取り放題というシステムだったのですが、どれもおいしくなかったので行ったのは一度きりでした。

 もし興味がありましたら行ってみてください。ただ、貴重な二泊三日の一食にするのは大変もったいないため、一週間くらいの滞在予定のある方にお勧めします。

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