読書記録④「みおつくし料理帖〜八朔の雪〜」
高田 郁著
「みおつくし料理帖〜八朔の雪〜」
ドラマや漫画にもなっている作品。
簡単に言えば、若い女の子が料理を通じて成長していくお話。シリーズものの第1作である。
この女の子がなんとも健気で応援したくなる。
幾度となく挫けそうになりながらも、その度に気持ちを強く持ち直して頑張る姿に励まされる。
時代物ながら読みやすい文体で、言葉の美しさも印象的だった。
文章から、匂い、味、温度が感じられ、出てくる食べ物がとても美味しそうなところも魅力。
こちらは借りて読んだものだが、シリーズの他の本もぜひ読みたくなった。