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Photo by
team_ueno
GarageBandでバーチャイム(ツリーチャイム)を再現してみたのでこっそり大々的に公開。
キラキラキラキラ〜という音を使って曲の要所で雰囲気を盛り上げるためにドラムやパーカッション担当の人が使うバーチャイム。
再現する方法を検討した結果、シンセサイザーに入ってる「トイ・グロッケンシュピール」を使うと良さそうでした。
まずはどんな仕上がりかをご覧ください。
どうやって作ったの?
実は普通に高音から低音に向けてキーボードの「白鍵をCスタートで下方向にCまでグリッサンド」しただけです。
なぜ普通の「グロッケンシュピール」でないのかは、それの音程が完璧すぎるからです。「トイ・グロッケンシュピール」は程よく調子はずれで、そこが良いのです。
音色の加工
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127561328/picture_pc_9345b6289341ab798b78a352643d1393.png?width=1200)
まずコンプレッサーを強くかけて音の粒を揃えます。
エコーを強くかけて、バーチャイムのバー同士がぶつかって再発声するのを再現します。
リバーブを最大かけてグロッケンシュピールエコーの効果を複雑化します。
音程の加工
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127561961/picture_pc_496f458ee44daa46a3ebc53862a23da3.png?width=1200)
先ほど「白鍵をCスタートで下方向にCまでグリッサンド」と書きましたよね。
白鍵でこれをやるとそのグリッサンドは「Cメジャースケール」を下るグリッサンドになります。
それを作っている曲のキーに移調してやると音を馴染ませやすいです。
やり方は移調先とCメジャー(ハ長調)の間にいくつ半音がある数え、トラック設定の「トランスポーズ」でそれを設定します。
その他
音の発音タイミングを綺麗に整えたい場合はクオンタイズ処理をかけておくと良いでしょう。