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ポジティブな現実を創れるスピリチュアリストはポジティブ思考を必要としない

スピリチュアルな言葉、フレーズ、本というと、とかく自己啓発と混同されやすい。
実際やってみる・学んでみると一目瞭然なのだが、スピリチュアルと自己啓発は全然違う。
(まぁ、スピリチュアルと総称されるもののうち、何を学ぶかにもよるけど)

というか、スピリチュアルと称しておいて、実態としては単なる自己啓発としての養生訓の寄せ集めなだけの精神論であることも多い。あ、精神にまつわることだからスピリチュアルの1ジャンルで間違いはないのか。
どこかで聞いたことのある手垢にまみれた(現実味のない、努力目標としての)美辞麗句を詩吟のように謳う、そういう心構えで生きるように努める、みたいな路線をもってしてスピリチュアルと呼ぶ人もいて、否定はしないけど。
でも実態として、イマドキのガチなスピリチュアル実践者・霊学者がやっていることは、もう少し専門的で、驚くべきことに科学的だ。

自分が専門としているのは、スピリチュアルな中でもエネルギーワークというさらなるジャンル名で分類される。
めちゃくちゃ大雑把にいうと、武術でいう氣功のような、うさんくさいイメージや実在しない説があるけど根強く単語として、概念としても誰もが聞いたことはある類いに近い。

最近は
「あ、もしかしてレイキって呼ばれるものですか?」
と、“自分でやってはいないが知ってはいる”知識レベルの人も増えてきた。
そう、それに近い。
ただ、それよりも波動としての周波数帯域が高い、もっと高度な霊的エネルギーを識り、操るのがイマドキのエネルギーワークである(←はい、一般の人々は何を言っているのか全然わからないですね!)。

一気にうさんくさい「いわゆる怪しいスピリチュアル」っぽくなった勢いに任せてさらに言うと、ハリーポッターの魔法みたいに、呪文を唱えればパッと物理現実からして変わる、願いが叶う、そういう技法。技術。
あるんである。できるんである(←ここで一気に人々の私を見る目が『あ、やっぱアレな人だ』に変わるんだろうか)。
物理現実に顕す以上、厳密に精確な計算やら何やらが必要になる。それは決して、神頼みとしての願掛けや、おみくじを引くような当たり外れのあるギャンブルではないのだ(←これは詳しくは、ご自分で習ってみないとわからないと思います)。

で。
じゃあ仮にでいいから、ガチなスピリチュアルを学んでいる、そういう魔法のような技法を修めることができる人がいるとしましょうよ。仮に!

だとしたら、
「わざわざポジティブ思考なんて必要としない」
ことがおわかりいただけるだろうか。

だって、思考としてポジティブかどうかなんて不要で、何か願うものがあれば、その魔法のような力でパッと創り出してしまえばいいのだから。

べつに思考なんてまだるっこしい、脳内妄想みたいなところでポジティブになるのなんか、余計で役に立たない無駄だ。

じゃあポジティブ思考はどういう人が必要とするものか。
ガチなスピリチュアル能力を修得していない、いわば“魔法が使えない”普通の人たち(←やーね、スピリチュアルな霊能力・超能力ができる人が一般の人間より優等であるという悪しき伝統的価値観が芽生えたわけだわ。『奥さまは魔女』のエンドラが人間に向けて言う『下等動物(mortals)』)。

魔法でパピューンと、望む現実を創れないもんだから、地道に物理的な行動でせっせと手作業で創っていくしかないんです。
だから、目標を掲げ、その目標を達成したい気持ちをモチベーションにして……という、清く正しく美しい自己啓発に勤しむわけですな。

さて、ここで自己啓発を大切な尊いものだと捉えている人は、ムッとするかもしれません。が、冒頭で「仮に」と設定したように、記事タイトルの説明のために端的に描写した次第でございます、どうか寛い心で許してちょんまげ(←謝る気ねーだろ)。

だからあえてここまでの説明を基に、何か実生活で役に立つことがあるのかとあえて問うなら答えよう!

いわゆる、
ホンモノのスピリチュアリスト(霊能者やヒーラーなど特殊能力とされるものを持つ人全般を指すと捉えてください)とニセモノを見分ける
のに、役立つのである!w(←ねぇ、いま笑った?)

再三、述べてきているように、ガチでほんとに能力を持つスピリチュアリストは、望む現実を創れてしまうものである。そして、どんなに凄い能力を持っていても勝手に創るわけにいかないものがあることも学習している。

ニーバの祈りにあるように
「変えることのできないものを静穏に受け入れる力、
 変えるべきものを変える勇気(&方法+技能)、
 そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さ」
を体得できているものだ。
完璧に、ではないにせよ(だってスピリチュアリストも、楽器や武術など芸事に精進して上達する人たちと同様、修練を積んで徐々に上手くなっていくし、常に絶対に百点満点のパフォーマンスを出し続けるのは現実的でないことも含めて納得できているのだ)。
それができていない奴はあまりに出来損ないか、モグリである(←そしてモグリ率の高さよ)。

ホンモノのスピリチュアリストは、ポジティブ思考を焚き付けるようなことは言わない、しない。本人も、前向きな言葉を自己洗脳のようにブツブツ繰り返すアファメーションと称する暗示やら、目標を大きな紙に書き出していつも見えるところに貼っておく、などもしない。する必要がないからだ。

じゃあ、もしそれをしている人がスピリチュアルの専門家を名乗っていたら……?

そりゃあもちろん、
「魔法が使えない下等……じゃなかった、『普通の』人たちがどうすれば望む現実を創り出せるかを教えてくれている」
ってことですよね?
それしかありえないじゃないですか。まさかそんな。ね?(念押し)

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