ぼうやのなつやすみ①〜近所の茶畑〜

4歳も半ばを過ぎたちびを連れて、宇治の実家に泊まりに行った。
私1人であれば毎週のように京都の撮影のために実家に帰っているのだが、ちびを連れて行くのはおそらく正月ぶりなんじゃないかというくらい久しぶりだった。

ゆっくり寝た翌朝、近所の茶畑を散歩しに行った。

この辺りは自分が幼少期からよく走り回っていた場所なので、ちっこい自分を俯瞰して見ているような感慨深さがある。

茶畑の隣に竹林があり、折れた小さな竹の棒を拾う。

お手軽聖剣エクスカリバーである。

最近の夏は本当に暑い。少し遊んだだけで汗だくになる。こまめにお茶を飲ませながら、2~30分ほど遊んだ。

ちなみに、ぼうやの服と靴はこの日のために前日に西松屋に買いに行ったものだ。
夏のちびっこっぽい衣装が良いと思い、茶色の半ズボン、大人の事情が怖くない無地の赤いTシャツ、麦わら帽子。
靴はグレーのものを新調。

子供のTシャツはポケモンだのなんだのとキャラものが多い。ああいった版権モノはいざ何かに使う際に気を使うので、念の為無地のTシャツにしたのだ。
あと、靴もぼうやお気に入りの靴が新幹線変形ロボデザインなので、それも念の為・・・グリーンも気になったし。

思いの外、本人が嫌がらずに着用してくれたのでよかった。

ひとしきり走り回って満足したぼうやと家に帰り、じいばあと４人で川遊びに向かう準備をする。

続く。