乃木坂46 35th Single『チャンスは平等』雑感
※今回は全て箇条書きスタイルです
(以下クレジット、M7『夏桜』以外の作詞は秋元康)
1.チャンスは平等
作曲:中村泰輔 編曲:中村泰輔
・卒業を発表した山下美月最後のセンター楽曲
・3期生全員選抜フォーメーション
・5期ボーダー面子推しの自分としては発表時やや不満顔
・結果的に少人数入れ替えのみになってた現行選抜の空気を大胆にリセット、次以降の抜本的な改革の一手、区切りになったのでは?という意味ではこれで良かったのかもね
・硬派すぎるディスコファンク、これを令和に表題として出すのは攻めすぎ
・というかMVに見られる通りサタデーナイトフィーバー
・近いジャンルの楽曲で言うと『I see…』や『全部 夢のまま』だけどこの2曲ほどポップやエモ路線に行くのでなく70s?80s?の原液をお出しされてる感覚(あんまりこの2つの時代違い分かってない)
・よく言えば古き良きディスコ・ミュージックマナーを重視している曲
・作曲は「錆びたコンパス」「アナスターシャ」を手掛けている中村泰輔氏、作風が広すぎる
・自分の中村氏への認識はメロ職人という印象。あまりこの曲評価高くないけど何だかんだメロはキャッチーだし耳に残る
・乃木坂表題、フロントの歌割が多くなりがちなので久保史緒里さんの歌唱が入ったパートだけ急激にクオリティ高くなりがち
・くぼてゃずっとフロントにいてね
・今年の楽天イーグルス笑えない弱さだねくぼてゃ
・Bメロ前の「Yeah!」でジャンプするとこの絵面はすき
・曲というより、これを表題に選んだ大人サイドの問題かと
・たぶんチャン平くん自体も表題になります言われたとき「え?私ですか??!」ってなってる
・詞はもうなんていうか虚無
・二股略奪心変わりするよりはよかったのかもしれない
・そもそも山下美月という存在が自らチャンスを掴み取り自分のものにすることでグループ内外に名を轟かせていった人、という認識なのでこのタイトルはどうなのか問題
・なので先立つ彼女からメンバーへのメッセージという解釈??
・楽曲の強度的に、いわゆる卒業ソングではないものの、今後この曲がライブにおいて明確な立ち位置を持つかというとあまり想像できない
・ユニットのカップリング曲だったら自分的にアリだったかも
(好き度:☆☆☆☆☆☆)
2.車道側
作曲:古城康行 編曲:APAZZI
・アンダー楽曲。UCは4期生筒井あやめ。
・アンダー(筒井金川柴田菅原冨里中西小川)???????
・今回は選抜アンダーというよりコンセプト優先の座組、AチームBチームみたいな
・作曲は日向坂46『ただがむしゃらに』を手掛けた古城康行氏。なるほどメロが昭和アイドル感あるフォークソングみ
・それをAPAZZI印のキラキラ編曲で爽やかに味付け
・導入の珍妙なSE?オケヒ?すき
・からの明るいマーチングっぽいリズム、今回のフレッシュなアンダーメンバーに合ってる。クラップもいいね
・全体的にボーカルのエフェクトが強くかかってるのが印象的、楽曲とセンターの性質上を考慮してか
・ベースラインずっと暴れてる、サビめっちゃオクターブで動く
・全体的に、リズム隊が特にくぐもってるように聴こえるんだけどこれは意図したミキシングなのかしら
・サビ「出会った"幼稚園から”」が良くも悪くも耳に残る。御大がやりがち、あえてそのワード使うんだ手法に弊アカウントは懐疑派
・車道側=シャドウ側=影(アンダー)?
・(MVを観て)あーめちゃんかわよ、フォトジェニック
・4,5期が制服・部活でわちゃわちゃしてる「こういうのでいいんだよ」案件
・中西、林、清宮の3人がパンツスタイルなのは多様性に見えて雑なカテゴライズなのではとも(急ないちゃもん)
・別にアルさんの制服スカート姿が見たかったとかじゃないです
・別に林のスカートが見たかったとかじゃ
・ラスサビのみんなでダンスすき
・あーめちゃんかわよ
・チャン平嫌いじゃないけど個人的に今回はこっちのMVがファン民意として伸びてほしい気持ち
・でも楽曲の好き度的には正直同じくらい
・アンダラ行きます
(好き度:☆☆☆☆☆☆)
3.「じゃあね」が切ない
作曲:Yuya Fujinaka 編曲:Yuya Fujinaka
・5期生楽曲。センターは五百城茉央。
・溢れ出るコナンED感。往年のGIZA studioなミディアムバラード。
・導入、ユニゾンじゃなく五百城ちゃんソロじゃだめだった?
・「マスターなんて呼び方」←良くない意味でここの歌詞凄い気になる
・ストリングス入ってオケ強くなるとサビメロの切なさが増しますね
・全体的に「そらこうきたらこの音で解決するよね」楽曲(切ない系の曲だからそこに安心感覚えるのかな)
・2Aが1番尺の半分で終わるやつ含め王道構成、ベテランの業なのか
・2サビ終わりDメロ、五百城さん歌唱が素晴らしい。この手の儚さを表現させたら乃木坂イチ。ワンフレーズなのが惜しい
・この曲、一番の聴きどころここだと思うけどパートが交替交替になってごちゃごちゃしすぎ。もっと長めの小節で区切っていい
・アルさんの力強い歌唱もいいね(ユニゾンぽいけど他誰だ)
・終わりのリタルダンド(どんどんゆっくりなるやつ)がめっちゃなんかの主題歌っぽい
・悪くない曲だけどこの5分尺だと展開が冗長。5期曲というかもう坂道楽曲全体に言えるけどもっとソロパートを活かしてほしい
・五百城ちゃんの歌唱もっと聴きたかったという話
・MVあるらしいけどこれ書いてる現在まだこないね
(好き度:☆☆☆☆☆☆)
4.あと7曲
作曲:久保卓人・齋藤奏太 編曲:齋藤奏太
・アトノマツリPart2
・前回の乃木坂ラップ・プロジェクトから悠理ちゃんout、さくたんあーやinの構成。
・作曲に坂道楽曲分析動画をYoutubeに上げているCrahsの久保卓人氏が参加。こういう活動しつつグループそのもののクリエイティブに携わってるのは凄いとしか言いようがない
・Crahsさん、自分のやってる楽曲感想の超超上位互換(比べるのも失礼)を毎回やってらっしゃるのでこのnoteなんか閉じてこっち見た方がいい。わたしも度々参考にさせてもろてます
・チルアウトなシティポップミュージック(カタカナ使わない音楽感想のが好きだけど結局カタカナ使った方がラクというジレンマ)
・トラックがとにかく良い。メロの合間に鳴るSEが遊び心あってイイネ
・サビメロの合間を縫うエレピやアコギがお洒落
・ブレイクして各楽器がユニゾンするとこ皆すきでしょ
・長めのオサレ間奏も素晴らしい、これを良しとして採用するセンスを持っている大人が坂道運営にいることにびっくり(ちくちく言葉)
・さくたん「ねえ、もう一軒行こ」←すき
・「ストレス発散させてもらうよ」の連符いいね
・そしてその良トラックを無に帰す詞
・YASUん家…やす?やすす??
・そこで自我出してこなくていいのよ
・『アトノマツリ』は心象風景の描写メインなので、フロウ回しは残念なのが前提にありつつも雰囲気でごまかせてた感
・一方でこの曲は「カラオケ」の俗っぽい固有名詞、からのカラオケあるあるフレーズが聴くうえでめちゃくちゃ邪魔になってる
・歌唱メンバーも多く、中途半端にメロが立って結局歌謡曲になってるのが勿体ない、もっとラップ押し出しで良かった
・ウィスパー寄りのWさくら&実力の林とかでメンバー絞ったほうが曲としてのグルーヴ出て良かったんじゃない?
・とは言え前作のレトロ歌謡連発を考えると嘘のような楽曲
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)
5.ぶんぶくちゃがま
作曲:上田起士 編曲:渡辺徹
・ぶ↑んぶくちゃがまなんすね、発音。ぶ↓んぶくちゃがまかと。
・脳溶けアイドルボイスユニット(池田一ノ瀬田村筒井冨里)
・オリエンタル、どこか異国情緒あふれる楽曲
・ネタ曲扱いされてるけどちゃんとダンストラックしててかっこいい、オケはね
・ぶんぶくちゃがま、のリフレインが裏っぽいリズムで来るの面白いね、センスの欠片もないオタクのテンプレコールもこのリズム感見習ってほしい・「よ~くに~まみれ~いきてきたかぁらね~」←ここの田村真佑さん萌えボイスのターンだいすき
・「ぶんぶくちゃがまって ねぇ一体なに?」←こっちが聞きたい
・これ書くにあたり何回かこの曲聴き返したけどなんか洗脳されそう
・おひ天とかもそうだけどいい加減珍妙な歌詞でフック作ろうとするのやめませんか、ただの悪目立ちだからそれ
・田村真佑さんこういう曲(詞)しか渡されない問題を今日ここにいる全員で考えたくて(令和ロマンくるま)
(好き度:☆☆☆☆☆)
6.サルビアの花を覚えているかい?
作曲:本田正樹 編曲:本田正樹
・奥田いろは、五百城茉央の2人ユニット楽曲
・スタ誕で両名によるアコギデュオ「カフェオーレ」を組んでいたのでその縁か
・披露時のパフォーマンスは勿論2人ともアコギ持ちますよね
・良質のポップフォーク
・ボディを2回叩く音からスタート
・YA・SUのサイン
・五百城ちゃん主旋、いろはハモ(2番で選手交代)
・サビの輪唱追っかけで花*花やRYTHEMを想起。いま世代だと誰だろ
・基本ソロパート応酬かハモリの2つという歌を活かしてる構成GJ
・泣きのギターソロ兄貴。この曲には合ってると思う
・「曲の邪魔をしてない」ベクトルで言うとこの曲の詞が今シングルだと一番いいかな
・本当はこの2人に作詞作曲まで任せてほしいんだけどそれは秋元プロジェクトにいる以上高望みか。
・こういう明るめ(詞はおいといて)のフォークポップもいいけど五百城ちゃんの歌声すきすき部としてはもっと儚い系の歌声が聴きたいかなとも
・今シングルで一番好き
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)
7.夏桜
作詞:山下美月 作曲:中村泰輔 編曲:野中"まさ"雄一
・山下美月ソロ楽曲
・折り目正しいJ-popバラード。チャン平よりこちらのが「山下美月の卒業に際して」という扱いの楽曲と理解していいと思う
・作詞は本人によるもの。本人の作詞をしたいとの要望が通ったとのこと
・2Aの詞「風も光も絶望も」→それぞれ3,4,5期の楽曲タイトルですね
・乃木坂を好きになったのが2022~以降な自分からすると彼女への思い入れというには正直遠く。この王道バラードな楽曲についても刺さりはしてない
・『誰かの肩』とかもそうだけど自分的にあまり乃木のバラードが得意じゃないのかも。生田さんソロとか歌を全面に押し出したやつはすき
・山下美月に対しての感想は「アイドルのプロフェッショナル」。M1でも触れたが「自身の努力でチャンスを掴んだ人」。
(好き度:☆☆☆☆☆)
総合(好き度:☆☆☆☆☆☆)
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