某ジャムランキングTOP10自分でもやらせていただいた(髭男・スピッツ・ミスチル・宇多田ヒカル)+α
先日Twitterでこんなアンケートを実施させて頂きました。
最近、当noteの記事文量が多い自覚がありまして。
当初は2000字前後で日常をコンスタントに更新していくスタイルだったんですが、気付いたら力入った音楽企画とディスクレビューを交互に10000字近く書き散らすスタイルになってしまって。
先日書いたこの記事。↓
我ながら良い出来のエントリだとは思うのですが、例によってこれも11000字とかで長いので見てくれた半分以上の人は飽きて飛ばすか斜め読みするよなぁと。
シングルレビューだけじゃ今回薄いなぁ、と思い以前読んだ三宅香帆氏のnoteを引用しつつ新自由主義と現在の日向坂46、自分の価値観の移り変わりをレビューに落とし込めば良い記事が出来るぞ、と意気込んで書いたら前談だけで4000字超えまして。
ってか、「ってか」のレビュー自体も流れで力が結構入り5000字とかになって単体で十分成立する記事だったと。結果まぁ言いたいことはかなりの密度に落とし込めたのでこれは一つの記事で正解だと思ってるのですが。
あとアンケ初めてやったんですが自分のnote定期的に見て下さってしかもアンケにも答えて下さる聖人いるんですね。3票入れば御の字だと思ったら2桁超えてましたね。ありがとうございます。
それでは、本題へ。
今回の記事の趣旨説明
最近関ジャムという番組で「プロが選ぶ(アーティストの)最強ベスト10」という企画をやっていたそうで。自分はゴールデンタイムの娯楽に大変疎いので番組自体は失礼ながら観ておらずTwitterのTLに流れてきたのをたまたま見ただけなのですが下の画像を見て「うせやろ」と。
(@think_literacy)様より借用。
(というよりも当該番組から借用)。
いやこれただの知名度TOP10だろ。
という訳で、自分のランキング作ってみようやーと至った訳です。一応語れなくもないOfficial髭男ism、スピッツ、Mr.Children、宇多田ヒカルの4アーティストを抜粋して。
かといってもガチ勢並みには聴きこんでないので。有識者にカチ込まれないか不安です(特にミスチルとスピッツ)。
そんな感じですが、以下自分的TOP10です。
次点で迷う曲も結構あったのでSpotifyでリスト作って11~20位以降もリンク貼ってあります。
[Official髭男dism]
髭男はブラックミュージックやファンクの音を見事にポップスに落とし込んでた「REPORT」~「エスカパレード」の路線が好きだったんですよ。
でも売れた後の「I LOVE…」以降のシングルはやりたい事は分かるけど、エレクトロに寄ってるし全体的に大衆に迎合しててなんかなぁ…髭男も変わ
髭男「はい『Cry Baby』」
髭「Cry Baby」
ごめんなさい。あなた達は日本が誇る紛れもないロックバンドです。
この曲、世間よりちょい遅れアルバム「Editorial」で初めて聴いたんですが、曲構成の意味が分からな過ぎてアルバム通しで聴こうと思ったのに一旦この曲でストップして咀嚼するのに半刻程かかりました。音楽かじってる人ほどこの曲のヤバさが通じると思います。転調云々やらのそれは各所で言われてるのでここでは言及しませんが。
というか、「Editorial」自体大傑作でしたね。発売時は何かなぁと思ってた既存曲も作品を通して完璧にピースとして回収してて全く違和感なかったです。作品としてのクオリティは間違いなく前作「Traveler」より上。
Travelerも単曲では良い曲多いんだけどね。「Rowan」の格好良さとかもっと評価されてもいいのに。
[スピッツ]
こうして並べると、自分はスピッツのロックサウンドが好きなんだなぁって感じですね。スピッツは間違いなくロックバンドです。そこは勘違いしていけないと思ってます。
個人的に「運命の人」はシングル・アルバムverどっちがいいのか問題は俺の中でスピッツ至上一番の命題。
シングルのが明るくキャッチーで聴いてて気持ちが良いんだけどアルバムの「フェイクファー」にはどう考えてもキー下げverのがハマってて雰囲気出てるんだよなあ。
他にもスピッツは有名どころじゃないシングルが本当に名曲揃いです。
かといってロビンソンを逆張りで低評価する大人にだけはなってはいけないと心から誓っています。もし自分に子どもができたとしても「そんな大人にだけはなるなよ」と口を酸っぱくして言って行こうと思います。
ちなみにアルバムでは「とげまる」が一番好きです。少数派です。
[Mr.Children]
20年以上に渡って音楽シーンを牽引してるミスチルですが、
自分が思春期の時に流行った曲は「しるし」「GIFT」「HANABI」路線でして。ベスト盤で歴代シングル曲は聴いてましたが。
昔は尖ってたけど今は良くも悪くもこんな感じのバンドなんだな、って印象を青春時代に抱きつつ過ごし、自分が社会人になって突如現れた「REFLECTION」とかいう名盤。
コバタケサウンドと袂を分かちバンドの再出発。
自分は収録曲厳選した「Drip」派です。もう「未完」が良すぎて。このアルバムが好きすぎて勢いで「Atomic Heart」以降のアルバム遡って全部音源入手しました。
ミスチルに関しても自分はロックサウンドを求めている傾向。
ロック寄りのシングルとアルバムのリード曲的な立ち位置の曲がランクに多い。一方で6分・7分台の強めのバラードは敬遠しちゃうのよな。
「箒星」と「終わりなき旅」は学生時代コピーしてたので思い出補正高い。箒星のギターリフ弾いてて超楽しい。
「BOLERO」「Q」「HOME」のアルバム曲も入れたかったなぁ。TOP30位に広げたら、タイムマシーンに乗って・Brandnew my lover・CENTER OF UNIVERSE・ロードムービー・Another Story辺りは確実に入ってきますよ。
あと何だかんだアルバム聴き返すと新譜「SOUNDTRACKS」めちゃ良い。アルバムで上から数えても5本の指には入る。
[宇多田ヒカル]
「DEEP RIVER」「ULTRA BLUE」の時のシングル曲すきすき問題。この時の宇多田は楽曲・MVともに近未来感があって良かった。紀里谷さんは配偶者としては反りが合わなかったのかも知れないけどビジネスパートナーとしては相性抜群だったと思う。母になってからの今の等身大路線も悪くないけど。「花束を君に」の歌詞はどの角度から切り取っても最高傑作だと思います。
特に「ULTRA BLUE」よ。なんでこのアルバムがミリオン行かなかったのか理解できん。宇多田至上最高傑作だろ。「This Is Love」を初めて聴いた時の衝撃たるや。
あと今回の記事のネタ元になった番組で他のミリオンヒット曲を抑えて「Be My Last」がランクインしてたのは数少ない「分かっとるやんけ」案件でした。ドキャッチーなサビとド暗い雰囲気を両立させた大傑作。あとULTRA BLUEは「海路」も良いぞ。
今年の「One Last Kiss」は勿論、エヴァの楽曲が良いのはそうなんですが個人的には「桜流し」が好きだな。アニソン然としてないので一聴では咀嚼し辛いかも知らんけどこの曲は芸術。エヴァ曲好きな人は絶対ULTRA BLUE好きだと思うんだけどな。エヴァ曲入ってないけど。
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[L'Arc~en~Ciel]
※番組では触れられてませんがなんとなくラルクのリストを作りたくなって追加しちゃいました。
上記の傾向に漏れずソリッドな曲すきすきランキング。
この曲がミリオン近く売れた当時は異常だと思います(誉め言葉)。
ちなみに一番好きなアルバムは『REAL』です。
「MY HEART DRAWS A DREAM」は自分が野球選手(投手)だったら登場曲にして投球練習してる時にイントロからフルでワンコーラス流してほしい。
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[BUMP OF CHICKEN]
※追記(11/8付)です。このランキング汎用性高いのよ…
シングルではなくアルバムランキングです。いつかTwitterで上げた気がするやつの再利用。
何だかんだでユグドラシル。しゃーない。
キッズ時代はキャッチーな「fire sign」ばっか聴いてたけど20歳越えると「embrace」ばっか聴くようになりました。
「乗車権」だけは年齢問わず機嫌悪めの時にリピートしたくなる時期があります。
そんな中で新譜の「aurora arc」はとんでもない名盤でした。
既存曲多いのにそれを上手くまとめた令和の大傑作。
新曲の「Small world」もすごい良かったので次作も期待。
路線変更した後の中では断然「COSMONAUT」が良いですね。「三ツ星カルテット」「66号線」「イノセント」が好きです。
「Butterflies」は悪いアルバムとは言わないけど、恵まれた序盤からの後半に向けてどんどん盛り下がってる感が。
「orbital period」「RAY」は単曲ではめっちゃ好きなのだけど前者はアルバム曲、後者はシングル曲が長すぎてなぁ。流石に70分掛かるアルバムは。まぁ単純に自分の好み問題です。
あとは個人的にカップリング集めちゃ好きなんですが
そろそろ第二弾出ないかなぁ…と思って調べたらアルバム未収録のカップリングは6曲くらいしかないんですね。
present from you以降のカップリングではこの曲が一番好きです。
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そんなこんなで。見て頂きありがとうございました。
恐らくミーハー以上、玄人以下のランキングである事は承知です。
でも自分がそれを「好き」なのだからどうしようもない。「好き」は大事にしましょう。
それではまた、次の記事で。