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【♯25】おすすめされた楽曲聴いてみた

お世話になっております。
なんとこのコーナー、前回の24(いま考えるとけっこう多いな)から
約7か月ぶりの投稿でございます。

もしかしたら弊noteでこのマガジンだけは読んでるよ!みたいな奇特な読者さんもいるかもしれません。間があいてすみませんでした。

よし、じゃあ言い訳タイムさせてください!

①他記事でも書いてますが、前回の更新以降わたしの社会的立場がほんのりと変わったので可処分時間が減ってしまった
②そうこうする間にリクエストフォームを放置していたら60曲とか超えていた
③レギュ的には一応一回のリクエストで多くても5曲までとかにしてね、って言ってたんだけどなぁ…
④でももらったやつは全部取り上げるって言っちゃったしな
⑤その上での前回#24、自分がやれるなりに楽曲分析とか書いてそこそこ頑張ったやつなのに全然伸びないんかい!!!
⑥そうこうしてる間に優先順位がそもそもnote以外に…

ということで、私のモチベが少なくなってしまったのはこんな感じです。前回記事を広めてくれなかった皆さんがわるいです(クズ)
そしてですが、現在音声配信も並行で実施していることもあり、
新規リクエスト募集は一旦打ち切りとさせていただきます
今後取り上げる楽曲については、事前にリクエストいただいたこちらのみ。折を見てゆるりと取り掛かったり取り掛からなかったりします。
また、今回は特にそうですがモチベ的に「(好き嫌い問わず)わたしに刺さったかor感想書きやすいか」で選定基準なので、いただいた順番からは大幅に変更になっていることをご承知おきください。

以前までのマガジン↓

ちなみに、今回記事を再開した理由については
①どうやらそこそこ需要はあるらしい(なのでスキ待ってます)

②正月休み最後の日による労働からの現実逃避
③元旦に大学時代の元カノと友人が入籍したことをインスタの投稿で知りそこそこにダメージを受ける
④余計なことを考えたくないためひたすら何かやってたいモードに突入中


前置きアホ長くなりました。はじめます


小片リサ『Actress』

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

※弊noteでは楽曲に対する評点を付けるとき「好き度」「☆10段階評価」で表現します。久しぶりなので改めて。

いい曲!実はこの楽曲、たまたま深夜番組で本人が生歌唱してるとこ観たんですよね。その生歌がべらぼうに良くて感動しちゃって。
その後「あれ…そういえばこれ質問箱にリクエスト来てなかったっけ…」と思い返し。楽曲とのとてもよい出逢いでした。
元ハロプロの方とのことでしたが(最近サブスク解禁されましたね)いわゆるハロプロ歌唱みたいな癖を感じずに聴けて、個人的にはかなり好みでございます。
また、初見で聴いた時「あれこれストリングスアレンジとか、曲展開とかエレメンツガーデン(水樹奈々の楽曲とかに良く携わっている制作チーム)関わってる?」と思ったくらい自分にとっては懐かしい、2010年前後に聴きまくってたアニソン風味を感じたというか。こういうタイプの曲調は演者の歌唱力が伴ってこそだと思っているので、深夜番組でのファーストインプレッション衝撃が大きかったんですよね。調べてみたら作曲の牧野太洋さんはアニソンにも関わっていることで「ふむふむ~」となりました。
小片リサさん、この機に覚えました。チェックします。


花澤香菜『Moonlight Magic』

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

ざーさん、音楽活動今年で13年目なんだね、すごいね…
ディスコグラフィ全てを追っているわけではないのだけど、ポニキャに移籍してからの作品は「本人のかわいさ」「でも等身大」「楽曲クオリティ」が良い感じにバランス取れてていいな~~と思ってます。
デビュー当初は渋谷系クリエイターが彼女でどう料理するか、みたいな印象→3rd辺りからハウスに手を出したりコンセプト重視路線→いろんなアーティストからの楽曲提供で幅を広げる→そして原点回帰。みたいな。

でもクリエイター陣はデビュー当時から変わらず、北川勝利・宮川弾・沖井礼二らのメロディメーカーが名を連ねていることが花澤チームの強みですよね。
特にこの楽曲は乃木坂の『I see…』などで平成みあるポップファンクや元来の彼女の作品が持つシティポップ路線が再評価され、結果時代とマッチしたみたいな。そんな側面もありますよね。ROUNDTABLE好きとしては北川さん作曲というだけでもう☆7以上は確定みたいなものなんですが。

ただまあ、わたしは高校生時代にしっかりと恋愛サーキュレーションを喰らってしまったタイプのおたくなのでこういう曲が来るとスタンディングオベーションにはなります。逆おすすめ(知ってたらごめんね)。


≠ME『ラストチャンス、ラストダンス』

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

ノイミーちゃん。『まほろばアスタリスク』と『天使は何処へ』は知ってます。この曲、楽曲大賞的なので上位だったよね。
あれ…いつかこのコーナーで取り上げた気がする『呪って呪って』ってどこだっけ??イコラブかあれ…
記号グループについてはそんな感じの認識です。ちなみに妹がけっこうファンでいつだか大量に音源をわたしのPCに置いていきました。

ノイミー、名前だけ何人か聞いたことあるなくらいで全く誰がどのパートか認識してないんですが聴く感じソロパート充実してますね。歌でそれぞれキャラ立ちがしてる。

ふつうに良い曲。作曲の古川貴浩さんって覚えあるな~と調べたら櫻坂『ジャマイカビール』乃木坂『Against』作った方ですね。そしてわたしがこの界隈に来る前に追っていたアニソン界隈では戸松遥にめちゃ関わってる。Q&AリサイタルとかBaby Baby Loveとかこの方の編曲なんだ。
そう考えてこの曲を聴くと納得がいく気がします。
ベースはAKB構文四つ打ちなのだけど、上モノで鳴ってるのは平成後期アニソン風味と言いますか。
2サビ終わりの転調→Dメロのソロパート「さよなら~」で元に戻ってくる辺りが非常にドラマティックでいいですね。制作において詞と曲が連携しているのを感じます。
あと単純に曲を楽しみたいが音楽体験におけるプライオリティな人間からすると「詞が邪魔してない」ことのすばらしさにつきますね。


NGT48『純情よろしく』

(好き度:☆☆☆☆☆☆)

48系は頑なに学生時代から避けていたわたし、NGTに至っては完全にはじめましてです。対戦よろしくおねがいします。

なるほど~、リクエスト頂いたのが昨年の5月みたいですが(めっちゃ放置しててごめんなさい)「お前こういうストンプ系のキャッチーな歌謡曲好きだろ」を見透かされたうえでの選曲な気がします。7年前の曲チョイスだし。さてはリクエストくれたあなた結構わたしのnote見てくれてますね(妄想)
作曲者の方の他クリエイティヴを見ると乃木坂の僕だけの光、ブランコ、櫻坂ではマモリビト…なるほどこういった作風で一貫してる感じですね。アイドルっぽく振るかメッセージソングぽくなるか。詞というか楽曲のテーマに寄って自分的な好き度変わるかも。
この曲に関しては全体的には好き寄りですね~、ただちょい展開が一定すぎる割には5分近くと冗長かも。間奏でEDMなシンセが目立ったりはしてておもしろみはあるけど。狙ってやってるのかマジなのかわからん要所要所のスクラッチはV6のこれ思い出しました(サブスク解禁して)。

こういうBPM100前後のみんなでクラップできるタイプの明るい曲、アイドルグループに一曲あるといいですよね。NGT最初の邂逅がこれでよかったです。


STU48『僕らの春夏秋冬』

(好き度:☆☆☆☆☆☆)

STU、瀧野さん卒業しちゃったね。岩田さん甲斐さんもいなくなって名前知ってるのが高雄さんくらいしかいない。
おっ作曲A-NOTEさんだ(aokadoの青葉さんの別名義)。じゃあ良曲なのは保証されてるじゃん、と再生したら「そういうのでいいんだよ」みたいな清涼感ある爽やかな楽曲。調べたらこれ表題じゃないんですね。昨年その名を押し上げたタイトル未定が歌っていても違和感ないような感じ。

『息をする心』もよかったし、ふつうにこの路線で行けばいいんじゃない?なんで爽やかなグループカラーの割に延々と説教くさい地味で長いタイトルの曲を表題にしちゃうんだろ。最近のSKE、日向、僕青あたりと競合しちゃうからなのかな。グループ作りすぎなんよ。



以下からは有名なヒット曲~。


Official髭男ism『Cry Baby』

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

個人的にこのライブverのが好きなのでこっちリンク貼っときます。
過去noteで取り上げましたねこれ。2021年ベストソングに選んでます。
国民的バンドの立ち位置を引き受けたうえで、ここまで攻めた曲を繰り出してくる。そしてそれがタイアップ曲として受け入れられる。良い時代になりましたな。

タイアップ先が宗教的理由で好きになれず当時「Editorial」リリースまで初聴機会を取っておいたのですが、アルバム順で流してこの曲が流れた時、曲展開の意味が分からな過ぎて一旦思わずストップかけちゃいました。通しでアルバム聴きたかったのに完全に落とし穴にはまりました。

(当時の感想)
あーマイナーで入るパターンね(しれっとAメロで全音下がってんな)→Bメロでメジャーになったな、爽やかだ→サビでまた変わんの?へ~→いや「カラオケでいたずらにキー設定いじられました」みたいなノリで半音下げるんじゃないよ、まだサビ途中でしょうが→てかずっとコード進行意味わかんないなこれ→なんじゃそのサビ終わり!やりたい放題か!

みたいな感じでひたすら困惑していました。しかもラスサビはこのサビに短3度上がってまた戻る、みたいな展開も加わってるし。

確かこの曲きっかけかな、音楽感想書くならもうちょっと理論について言語化できるようにしよう、くらいのマインドになったの。
偽終止とか平行調、同主調とかここらへんで多少頭に入れた気がする。
そういう意味でもありがとうな楽曲。


Ado『新時代』

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

Ado、このnoteで実はアルバム「狂言」を当時取り上げたことがありそこでわたしは「ボカロ界隈だけじゃなくいわゆるJ-POP作家から楽曲提供を受けてもっと開けたフェーズに行けば売れる、曲次第のアーティスト」「でも"踊"路線は超いい、続けてほしい」的なことを書いた気がするんですがまさにその通りな感じに。

個人的にはこの曲を受けて「中田ヤスタカまだこういう直球なの書けるんだ…すげぇ」の感想だったかな当時。Perfume「JPN」あたりの歌謡曲アプローチやってた時を思い出す。
冒頭サビで本人の歌唱力をこれでもかと自己紹介させて、間奏もしっかり尺とって1A→1B→サビ→2A→2B→2サビ→アウトロで終わるの潔いしこれ以上やるとくどくなっちゃう。楽曲としてのバランスもいい。
逆光や私は最強とかもヒットしたけどわたしは直球にこれが一番好きかな。



SEKAI NO OWARI『RPG』

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

改めていまこれをオススメされるんだ、とは思いましたが良い曲ですよね。セカオワ(特にFukaseのメロディメイク)は過小評価されていると思う、実際「まだギター使ってんの?」時代来ちゃったしな。
この曲も未だチャートに上がるのが納得すぎるくらい超良質ポップスだと思います。たまに自分も聴きたくなるし。歌詞は右から左だけど。

ちなみに私はセカオワだと『花鳥風月』『RAIN』みたいなバラードがすきです。あと大学時代コピバン組んでた時にライブでスターライトパレードをやって冒頭ギターソロを派手にとちり2テイク目突入した思い出があります。


ano『ちゅ、多様性。』

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

あのちゃん×真部脩一を組み合わせて「LOVEずっきゅんもっかい作ってください」ってオファーした大人、そのある種ノンデリさの勝利(褒めていないようで褒めてます)。ずるいけど。ずるすぎるけど。
でも当時めっちゃ聴いたわこれ。曲も3分くらいで手軽に流せるし。
そしてこれ編曲とギターでわたしの大好きなイノタクさんが関わってるんですわ…MVのダンスもかわいいし。『許婚っきゅん』も良かったしな。
でも普変、AIDA、YOU&愛Heavenみたいなのもやってねあのちゃん。

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