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子どもに伝えたい。【本番に強い】をつくる方法があること


どうも、じゅんじゅんです。

夫の経営する
バイクショップ ウィングショップエース
の女将をする傍らで
NLPマスタープラクティショナーという
ライセンスを取得し、
「NLPセラピスト」としての活動をしています。


今日は、
子どもに伝えたい!
本番に強い自分になれる。
ここぞという時にうまくいくための方法がある!

です。


ここぞという場面を迎え、緊張している人に


現在5年生のうちの息子くん、
今年度は児童会のちょい役をやっていたそうですが、

来年度6年生で
児童会長をやることになったんだそうです。

そうすると、
全校生徒の前に立って
話をするような機会が
ぐんと増えますね。

(なんか目立ちたいらしいんですが)


【6年生を送る会】での総司会が
児童会長としての初仕事のようで

『明日うまくいくかな〜
  緊張するな〜』

と心配していました。


★ポイント1…まずそのまま受けとめる


息子『明日うまくいくかな〜
  緊張するな〜』


私「うまくいくかな〜って思うよね
  緊張するよね〜」


バックトラッキングで、
彼の発言・気持ちのそのままを受けとめます。


私「明日さ、
  どんな状態で本番できたらいいなって思う?」

息子『失敗したくない。
  間違えたりしなかったらいいな〜って』


★ポイント2…どんな状態を欲してるのか?
否定語は肯定語に言い換えます。


息子の
『失敗したくない』
『間違えたりしない』
は【否定語】ですね。

これって、彼なりの過去の
【失敗や間違えた経験】を思い浮かべて
“そうはなりたくない“って思ってるんですよね…

否定語を肯定語に言い換えることについては
過去記事に書いたとおりですが
https://note.com/junjungb/n/ndbd5445f6b0b

脳には、思い描いている通りのことを
実現していくという性質があります。

今回でいうと、思い描いているのは、
「失敗や間違い」なのです。

なので、肯定的な表現に変えることが
まず必要となるステップです。

私「それだと否定語になってるね。
(息子はこう言えばわかります)
 過去に、自分なりにうまくいった経験の中で
 あんな風にできたらいいな〜っていう状態はある?」

息子『それだったら、
 “こないだの音楽会で、
  保護者の前で話したとき“
みたいに、うまくいくといいなと思うよ』

私「あの時は、長いセリフをぜんぶ覚えてて
 よく落ち着いて最後まで話してたよね〜
 よし、その状態を明日の本番にもっていけるよ!」


★ポイント3…過去イチ良かった自分の状態を引き出す


このように、今回のケースで欲しい
【過去の自分史上サイコーだった経験】を
利用します。

その時の場面を、
しっかり思い出せるような声掛けをします。


①視覚情報
そこに何が見える?
どんなイメージだったり、明るさだったりする?

②聴覚情報
どんな音や声が聞こえる?
またその時の自分の心の声はある?


③体感覚情報
身体の感じは?
どこにどんな感覚がある?
その時の気持ちはどんな感じ?

息子はところどころ、
『わからん』『特にない』などと言いますが
そこは
「他には?」
「例えばどんな気持ち?」
などとなるべく多くの情報を引き出します。


こうして細かい記憶まで
ありありとそこに思い出すことで、
身体はその時と同じ状態になります。

つまり【自分史上サイコーだった状態】を
“今ここ“に再現することが可能です。

※引き出した状態を身体の一部などに記憶させる
 アンカリングという方法もありますが、割愛します

とにかく、
「失敗したくない」とかの否定語じゃなく
今思い出したような「こうなりたい状態」
を本番前に思い描くんだよ〜!と
僭越ながらアドバイスさせてもらいました。


息子がどうだったか


帰宅すると特に何も言わないので、
「今日どうだった?」と聞いてみると
当然のことのようにサラリと
『あ、全然問題なかったよー』

なんなら送る会で司会以外にも
出し物で縄跳びを披露したらしいのですが
『俺の中ではいちばん調子良く、
 2重跳びがめっちゃたくさん跳べた!』
だそうです…

縄跳びはそんなに得意な方じゃなかったのに、
そんなオマケまで付いてきたんだね(笑)

失敗も尊い経験なんだけどね…

さて、息子は素直に聞いてくれるタイプだから
わたしはついついこうやって、
自分の学んだNLP心理学で使えそうなことを
アドバイスしてしまいます…

(長女・次女にはそうでもない)


だけど、
【本番で大コケした】
【緊張がコントロールできずひどい出来だった】
みたいな人生の経験をすることも、
本当は尊いものだと思うんですよね…

良いも悪いもいろんな経験をして、
そこから自分なりに学んだり
自分なりにもがいてみたり。

そうやって人生って生きていくものだよなと。


冷静になると、
彼のそんな貴重な機会を、わたしの自己満足で
奪ってしまうことにもなってるのかもしれないなと…
これを書いて改めて思いました(^_^;)

NLPはやっぱり役に立つ…
ついつい、
「こんなに良い方法があるよ〜」
って知らせたい自分がいます。


楽器のレッスンを習う先生や
学校の先生が、こういうことを知っていたら、

例えば緊張してうまくいかないで
困っている子どもに声をかけてあげられると
救われることもあるかもしれませんね…


それでは失礼いたします。


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