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なにもないわたしだけど
はじめまして。こんにちは。
うさこちゃんと申します。
「きらきらと、ふわふわと。」というエッセイを、
中学2年生のとき、国語の課題で書きました。
わたしにはふたりの幼馴染がいます。
ふたりともそれはそれは可愛い女の子です。
男の子の間では「どっち派?」という議論が起こるほど
学校のマドンナ的なふたり。
わたしは彼女たちがとても大好きなのだけれど、
ふたりにくらべてかわいくない、何も持っていない自分に
ずっとずっとコンプレックスを持っていたのでした。
いつも明るく元気で「きらきら」なAちゃん。
ちょっと天然でかわいい「ふわふわ」なBちゃん。
ふたりが大好き。
でも、わたしは?
わたしはなんなのだろう?
中学2年生のわたしが書いたのは、そんな内容のエッセイでした。
自分自身の胸の内を、勇気を出してさらけ出したつもりだったのですが
先生からは特に評価もなく(笑)、課題提出を終えました。
だけど、ふいに思い出すのです。
いつまでたっても「わたし」を表す形容詞は見つけられないまま。
わたしには何があるんだろう?と思いながらこの歳になってしまいました。
わたしは文章が好きです。
本を読んだり、日記やお手紙を書いたりするのが好きです。
みんなが苦手だと言っていた読書感想文も得意でした。
こんなに楽しいのに?なぜ?と思っていました(笑)。
それは君の武器だ。
そう言ってくれたのは、昨年結婚した夫。
今の職場にうんざりし、
もうやめたい!と喚き散らし
でも他にできることがない!わたしにはなにもない!
と泣いたわたしに、夫が言ってくれました。
形容詞のないわたしが持っているもの。好きなもの。
これを仕事にしようとか、そんなことはまだ思っていないけれど
自分の力にしていきたくて、noteに登録してみました。
わたしの好きなものを「武器」と言ってくれた、
自分を認めてあげられるきっかけを作ってくれた夫に感謝しています。
特別な知識や特技もないけれど、
ここに文章を認めることで自分の思いや考えを伝えたり
だれかとつながれるきっかけになればいいな、と思っています。
どうぞよろしくお願いします。