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エリザベス・キューブラー・ロス

エリザベス・キューブラー・ロスをご存じでしょうか

彼女の「死ぬ瞬間、死の五段階」は有名ですね。
私も大学生の時、心理学を学んでいましたので授業で習いました。

しかし、私が彼女の本と本格的に出会ったのは母の死後(約20年前)です。
友人の家の本棚にあったのを見つけて借りたのです。

その本のタイトルは

「死ぬ瞬間」と死後の生 

鈴木晶訳/中公文庫

というものでした。

英語では「death is of vital importance=死は極めて重要なもの」となっています。

何度も何度も繰り返し読み、今までまったく知らなかった人生の真理に触れたような気がしました。

私の人生を大きく変えた本でした。

私は終活カウンセラーの資格をとり、終活が必要な人のサポートをしたいと考えていますが、

最も望んでいるのはこのキューブラー・ロスの思想のシェアなのです。

人は死ぬ時にどうなるのか
死んだ後はどうなるのか
死んでいく人とどう接するのか
生きている間にするべきことはなんなのか

そんなことを多くの人に知ってもらいたいと考えています。

精神科医だったキューブラー・ロスは死んでいく人とともに過ごしているうちに、さまざまな真理に気づいていきます。

その中でも、最も私が大切にしている彼女の美しい言葉をシェアします。

あなたは蝶みたいなものです。鏡に映っているのは繭なのです。それはあなたにとっての仮の住まいにすぎません。その繭が修復不能なほど損傷を受けるとあなたは死に、物理的エネルギーでできている繭は、象徴的に言えば、蝶を解き放つのです。
中略
そのとき、あなたの不滅の部分が肉体的な殻から解き放たれます。埋葬あるいは火葬されるのはあなたではなく、繭です。
死ぬ瞬間、あなたはとても美しくなります。いまのあなたよりもずっと美しくなります。完璧になるのです。

死ぬ瞬間と死後の生より

chatgptに終活というテーマでイラストを描いてもらいました。
ちゃんと蝶が描かれていました。

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