
ブラジルで協力隊 おばさん隊員の成長記録 5
Boa tarde
tudo bem?
JICA 協力隊でブラジルに派遣されています
ポル語の話せない おばさん隊員です
街は、すっかりクリスマス準備です。
訓練所では、私は唯一の職種だったけど、ブラジルに来たらなんと、同じ職種の先輩隊員がいて、びっくり!!
いつも相談にのってもらい、お世話になっています。
施設見学ツアーを9月に計画していたけど、コロナで流れ、待ちに待った今回なのです。
先輩、バスに乗って
試作と見学と観光を兼ねてきてくださいました
ありがとう!!
12日は私の施設でゼリー食の作り方を教えてもらいながら、昼食をはさみ、ゼリーの試食をして、栄養士は休みだったのでPT さん(理学療法)に試食してもらい、施設見学を行い、利用者さんへのお土産に「ぽたぽた焼き」をたくさんいただき、15時に終了。
施設長に終わったので、私も帰っていいですかって聞いて、いったん家に帰ってから、ウーバーで街に一緒に行くことにした。
久々のお天気で、とっても気持ちいい。
先輩の来訪を喜んでいるのかな!

ビールが有名なお店に行き、私は飲めないけど、おしゃべりに花が咲いた。
仕事の悩みや、活動について聞いてもらった。
そして、いろいろ話しているとお互いのプライベートに共通点があって、こんな人が居るのかとお互いに、びっくりしたことがいくつもあった。
誕生日が同じ・・・私6日、先輩隊員も先輩旦那様も6日
山小屋でバイトした経験あり・・・私は富士山、先輩は涸沢
などなど

帰りはウーバーでホテルまで帰るという。私バス??どうしよう・・・
じゃあねって、あっさり言われた、さすが、JICAに来る人だ。
1人の行動が何とも思ってない人。知らないところでもなんでもないんだ・・・すげー!!先輩。地元の私が地元なのに動けない・・・・
私も一緒に乗っていいですか、ちょっぴり助けを求めた・・
いいよその代わり、自分で交渉してね。だって、そりゃそうだね。
ウーバーもどき、初体験
ウーバーを使用したことがなく、(ここは比較的安全なのであまり必要ではない)使い方になれていない。
せっかくの機会なので運転手に交渉してみた。先輩をホテルまで乗せたら、私の家まで行けるかな??地図を見せたたり、住所を言ってみたり、何とかなったみたいで、車を走られてくれた。
良かった・・・・で、降りる時にカード使えないみたいで現金だけって言われ、現金の細かいのが無くて多めに出したら、こんなにはもらえない、でも私持ってないから、って
出血大サービスしちゃった。ウーバーの使用方法やもろもろについて勉強したからいいか。そしたら、名刺みたいな次頼んでねのワッツアップの番号くれた。
家についた。
13日は私は仕事。先輩は観光。
14日はバスに乗って先輩の施設に行く。
バスは時間指定して各自で手配する。完全独立主義。
バスターミナルに行けばチケットは購入できるが、私の家から近いバス停から乗るためには、インターネットで予約しなければならない。
やってみました、片道バス代R$82.7+手数料R$15くらい取られましたが、この先も必要になることだし、やってみなければわからないこと、やってみました。ターミナルで購入の場合は手数料はないみたい、だから、大行列しているのかな?でも、乗れなかったらね・・・安心をお金で買うおばさん。

以前、バスの冒険をしたバス停でSão Paulo行きのバスに乗る人を見た事があるから、間違いないと思うんだけど、やっぱり初めてって不安しかない。
不安で、1時間も前から、デジタルについていけないおばさんは職場で印刷してきたチケットを握りしめ待ちました。アプリがあるらしいけど・・。
予定より15分くらい遅れてきたバスに自己主張せねば・・「のるよ!」って手を挙げ一歩前に出る。止まってくれたので乗車券を見せて、身分証明書はちらっと、持ってるよくらいでOK。乗車許可が下りたので座席までのドアが開く。自分の席を探してたら、先輩は近くの席だったので声をかけてくれる、あ・・安心した。運転手が席に座っているか確認に来た。私の顔を見て「certo」と言って帰っていった。いい人だ。
終点まで行く。先輩と同じバスだけど、バスから降りて顔を合わせ私はとってもほっとしたのもつかの間、先輩スイスイ行っちゃうんだもの。
久しぶりの都会!!人が多い!!
田舎から出てきたおばさん隊員ついていけない
待ってぇ~
先輩はブラジルに来て、旅行は何度もしているし、誰かを世話をするタイプではなく、みんな同じじゃないし、何とか自分でできるでしょうなタイプで、トイレ行くって言ったら、その間どっかに行っちゃうタイプ、協力隊の典型的なタイプ、アッおいていかれる・・・
そこから、教えてもらいながら私がウーバーを呼ぶの初体験、かなり渋滞していたので1時間ほどかかり、無事についた。(R$66,96)
広い、緑がきれい、やっぱり「隣の芝生は青い」。

荷物を置いて、近くのショッピングモールへ食事に行く。
この辺りは、危険地域なので、移動はウーバーらしい。
ウーバーを呼んだりするのは全部私が担当したので、いい経験になった。
フードコートみたいなところの日本食のお店でやきそばを注文。
飲み物はないので、各自好きなものを買いましょうと、
さっと先輩はいなくなり、ビールR$18,9を買ってる。
えっと・・・私は隣のお店でコーラR$11,5を買う。ビール安いな。

ブラジル風だけどソース焼きそばを久しぶりに食べた、あー落ち着く。
マックもある!!えー、なんと都会だわね。

コストコみたいなスーパーを見学して帰りのウーバーも予約してみる。
あれ、高い!!来るとき(R$8,18)の約2.7倍!!(R$22.95) なんと!!混雑している時間の料金らしい。仕方ない予約して帰る。
それから4時間寝るまで、また、ずーーとおしゃべりしていた。女史会。
活動の話、料理のこと、その他いろいろ。
みんないいことしか言わない・・・そーだよ。
だって、つらい話しても、つまんないでしょ
キラキラした話だけ聞きたいでしょ。
いい話だけで。
確かに、そうだけど・・・
でも、みんな同じだよ
本当に必要なのか、何か役に立っているのか、聞いてもらえない、
言葉がわからない、自分の居場所、その他もろもろ・・・・・
1年目はわからないで終わって
2年にやっと少しできそうかな・・
帰る頃になると、やっと、理解してもらえる、お互いにやさしくなれる
そして、楽しかったという想い出に変えて帰る。らしいよ。
みんなそうみたい、言わないだけだよ。
鬱になって帰る人もいるらしい
訓練所では、優秀で、できる人で、期待されてた人が・・あれって。
逆に、言語できないし心配だわって人の方が、結果的に活動の成果もあげ、楽しんでいることもある。それって私かもって先輩言ってた。
でもね、こんな経験を人生でできるなんて、素晴らしいことだよね。
健康だからできること、日本に帰ったら、自分が「外人」という立場になってわかったこと、文化の違い、食の違い、いろいろ。
それを伝えるだけでも、立派な社会還元じゃない??
若い人とシニアでは考え方も違うこともある。
感じることや受け方も人それぞれだけどね。
先輩の言葉は心にしみた。
先輩のお部屋に泊まらせてもらった。
目の前が池で、ガチョウの声で朝目覚めた。
15日 先輩がお部屋で朝食を用意してくれた。
やっぱり、食事は、大切だ。
誰かと食べるとおいしい。
そして、体は食べ物でできているとしみじみ感じた。
大きいマンゴーお土産にももらった。美味しかった

厨房も見学させてもらう。なんと配膳車がある!!すごっ。

自立者と要介護の方と食堂が分かれているらしい。
それぞれの施設の違いがあるからね。
帰りは、ひとりで、ウーバーにのって、バスターミナルまで行く。
30分で着いた(R$53,96)
ウーバーは時間帯によって金額が様々ってことも勉強した。
そこからバスに乗って帰る。
帰りも安心をお金で買うおばさん隊員。帰りのチケットもすでにネットで予約済み。出発ターミナルも記載のため安心。帰りはチケット(印刷したもの)を見せたら半分切られた。
ずっと渋滞で進まず・・
São Paulo州は15日は祝日で連休になるので、混んでいるようだ。
そして、降りたい場所で降りられ(他にいたから・・よかった)
予定時間より1時間半近く遅れて帰宅した。

はじめての大冒険、おばさん隊員大きく成長した。
ブラジル経験値
バスのチケットを取る 100
ウーバーに乗る 100
旅行者になる? 100
今までの経験値 440
合計 740
計画書まだ、終わってないの・・・・
担当VC から、電話あったけど、今度先輩隊員のところに行ってくるので、いろいろ聞いてもらってから再提出します。もう少し待ってもらえますか?と言ったら納得してた。
先輩隊員の存在ってすごい!!
1R$ ≒26.6円
pouco a pouco
tchau