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2025年は『チャイコフスキーの妻』から
開けましておめでとうございます
今年も書き散らかしてまいります
よろしくお願いいたします
今日は、2025年1月1日、目黒シネマで映画『チャイコフスキーの妻』(キリル・セレブレニコフ監督)を観てきました。
帝政ロシア時代の作曲家、チャイコフスキーの奥さんのお話というか、なんでしょうね。
バレエの『白鳥の湖』とか、『眠れる森の美女』とか、『くるみ割り人形』とか、数々の作品を残したすごい才能のある人と、その妻。実際の結婚生活というか、一緒に暮らしたのはほんの数日だったようですが、それでも奥さんの人生のすべてを取り込んでしまうって、すごいですね。
若いころに観た、『カミーユ・クローデル』(ブルーノ・ニュイッテン監督)もそうですが、いわゆる偉大な人というか、才能のある人とかって周りの人の人生を喰っていくのかなと思いました。
才能があるかないかは分からないけど、夢のある人ってのもすごいと思います。
でも、もしも自分にも夢があるなら、絶対に夢のある人には近づかない方が良いなと。自分だったら、そんな人には近づきたくないなと、つくづく思います。
どっちかが、どっちかの人生を喰らって大きくなってくなんて、人生喰らわれちゃうのも、喰らっちゃうのもたまんないですね。
肉親とか、配偶者とか、パートナーとか、夢に向かって頑張っている人が身近にいたら、逃げられないからつらいですね。
でも、もしも夢を持ってる人が自分の子供だったら、自分なんて喰われても良いから応援したいと、親は思うのかもしれませんね。
今日は、目黒に行きましたが、さすが元旦、JR目黒駅前には人がいない気がしました。
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