【スマブラSP】一度諦めた「最強」を目指す社畜ゲーマーの記録

対戦ゲーマーに甘えは許されない。

モチベを枯らさず、数多の強豪プレイヤーと渡り合うには、
「課題発見」と「問題解決」を効率的に行う必要がある。

これは、社畜の身にありながら、
一度は諦めた『スマブラSP』の「最強」に挑む
ひとりの男の記録である。

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~筆者紹介~

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ゲームプレイヤー「ウサギとうで(USAGI TO UDE)」。

主な活動タイトルは
Nintendo Switch『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の有料追加コンテンツ第6弾としてファイター参戦が発表された
Nintendo Switch の『ARMS』(2017年6月16日発売)。

2019年以降は選手から実況(解説)へ転向。
EVO Japan 2020 をはじめ、数多くの大会で実況を務める。

↑「EVOJapan2020 Side tournaments ARMS」優勝者決定の瞬間より

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~当記事の目的~

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「一度上達を諦めたタイトルにもう一度挑む」という課題にのぞむにあたって、私自身のゲームとの付き合い方、上達するための取り組み方を記録したいと思い、当記事作成に至る。

~『スマブラSP』のプレイ再開を決意。目標は「最強」~
■ARMSファイター参戦、ありがとう。おめでとう。
・ARMSとスマブラSPへの感謝。私が思いついた恩返しの方法は一度諦めた「スマブラSP」を本気でプレイし「最強」を目指す事でした。

■なぜ「最強」なのか?
・今の目標は「誰に勝ちたい、何で優勝したい」ではなく、「自分の中での理想(最強)のプレイングができる事」。
・失敗や敗北から一つずつ学んでそこに近づいていきたい。
・できるできないではなく「最強」という響きを目指して取り組むこと自体がモチベの維持につながると考えている。
(例:「最強ならこのくらいのシステム把握してて当然だよね!」※システム面の勉強中に心が折れそうな時に)

~ファイターを選択「ロボット」~
■ロボットを選択した理由
①対戦中に要求される状況判断のスピードが比較的遅め
→私の弱点の一つ、反射神経の遅さをカバー
②飛び道具含め射程が長い技が多い
→あまりにも多いファイター個別の対策を後回しにできそう。
 実戦練習を早期に行いモチベ維持につなげる
③コマを利用した動きが独特で、トレモでの練習成果を実戦で活かしやすそう
→状況判断能力や瞬間判断能力よりも、操作技術が要求されるファイターが好み

~『 #100日後に最強になるロボット 』を目指して~

■「スマブラの最強」になるために必要と考えている事
①『スマブラSP』の長期的なプレイ
→辞めない事。「プレイや調べものをする事=『スマブラSP』」が日常になる事が、一番大事。
⇒最優先は「モチベの維持=モチベの下がる事象の徹底排除」。
 また、モチベを下げてまでの「気分じゃないのにプレイする」事も避けるようにする。気分じゃない時は調べものや、気分転換に時間をとって、長期的な目線でゲームと付き合う。

②自身の行った内容のアウトプット
→自身の行った事を忘れないための復習用のデータ蓄積。
⇒当記事の作成。
 また、Twitterハッシュタグ「 #100日後に最強になるロボット 」での活動報告。

③自身に適した練習方法の模索
→過去の「スマブラSP発売からおよそ半年、シモン・リヒターVIP到達するも伸び悩みから挫折」という経験から、自身の行動、心理パターンから適切な練習方法を検討。


~以上の内容をもって、長く険しい「スマブラ」の道をできるだけ楽しみながらつきすすむ事とする~ 2020/5/4
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~スマブラSP最強を目指しての活動記録~

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■100日後の最強を目指し、現在実践している事
①コンボ動画を参考にコンボ練習
【理由】
・弱い行動が手癖になる前にコンボ操作を手になじませる。
【結果】
・「小ジャンプをジャンプボタン2つ押しで操作」という課題を早期に発見。
・キーコンフィグ(R:ガード→ジャンプ)変更にて解決。

②フレンドとの対人戦
【理由】
・比較的、目先の勝敗にとらわれず対戦できるため、「○○を試す」という課題解決を図りやすい。
・また、自身に足りていない部分(課題)の発見も可能。
【結果】
・コンボ練習をしただけだと、対戦中の行動指針(相手の○○に対して~~を狙う)があまりに少なく驚愕。
・ここで対戦中の行動指針を定める材料とするため「反撃確定技の調査」が必要という発想に至る。

③各ファイターに対しての反撃確定技の調査
【理由】
・格ゲーマーにとって反撃確定見逃しは甘え(暴論)。
・また、ファイター数が多く実戦だけでは知識補填が追い付かないので、対戦中の行動指針の材料にするため調査を始める。
【結果】
・調査に伴いガード関連含めシステムの難解さに気づく。
・ともに「理詰めで戦う」ためのシステム面の理解そのものが非常に難しい事を知る。
・より深いシステム面の理解が必要と判断し、更なるシステム面の調査に乗り出す。
(2020/5/15ここまで)

④各ファイターの強行動と対策・スマブラ特有のシステムとテクニック調査
【理由】
・確定反撃狙う以外の対戦中の行動指針があまりに乏しかったため。
・前項の「確定反撃を取る事」自体がシステムへの深い知識が必要。
・スマブラプレイヤーの知り合いにスマブラ知識を教えてもらう機会に恵まれた。
【結果】
・通常の対戦だけなら少なくとも200時間はかかりそうな知識が習得できた。
・実戦で活かすには至らないが、動画などで観戦するにあたっては以前と違う目線で観れるようになった。システムとファイターの特長を知ったことで、理解が深まり更なる知識の吸収がしやすくなった。(簡単な技性能の説明ならできるようになった)

⑤「プレイヤー対策」を目標としたフレンド戦
・格上で、かつ私との連戦をよしとしてくれる(強くなる事を素直に認めてくれる)相手とのフレンド戦。
・また、重要なのは自分が負けたとしても「自分が実力不足なのが悪い」と素直に認める事が出来るプレイヤーである事。
【理由】
・格上と戦う事で「甘えた行動」を相手に咎めてもらう事ができる為、「弱い行動(=改善すべき行動)の可視化」がしやすい。
・連戦を頼めれば、苦手な操作や弱いと思っている行動など試験的運用ができる為、対戦の目標を「目先の勝利」ではなく「最終的な腕前の上達」に置きやすい。
・プレイヤー(時にはファイター)を絞って連戦する事で、対戦中に無数に起こる「読み合い」のひとつひとつを掘り下げて学ぶ事が出来る。
【結果】
・メインファイター戦では大敗。どうしても勝ちたい時の「ハイリスクハイリターンの太い択の通し方」を学ぶ。
・そこからのサブファイター戦で勝ち越し。相手の甘い行動を咎める為の「相手に合わせて即座に対応できる隙の無い立ち回り」の重要さを学ぶ。
・負け続けると病む。5連敗くらいしたら休憩するのがいい。

⑥CPU戦で対人戦の練習
【理由】
・フレンド戦で学んだ事を自身に落とし込む
【結果】
・CPUめっちゃ強い。また、回避行動が多く「ハイリスクハイリターンな行動」をめちゃくちゃ咎めてくる。その為「隙の無い立ち回り」の徹底的な研究が可能。
・遠距離攻撃と隙の無い攻撃だけ振っていれば強いと思い、私が苦手とする近距離戦を後回しにするプランを検討。(のちに勘違いであると発覚したためプランは破棄)

⑦目標とするプレイヤーの配信の視聴
【理由】
・自身で考えた「隙の無い立ち回り」が正解行動なのか確認。また、ほかの強い行動の調査。
【結果】
・あまりにも自分との動きの違いの驚愕。
・特に近距離戦、崖際、崖外、コンボ精度などの「操作難易度」が高い部分での動きの違いが目立つ。

~~【閑話休題】スマブラSPとARMSの比較~~

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※「👍」マークのところは説明なくARMS知識が使用されています。
■中遠距離戦
・「待ち」や「後出し」での戦いがしやすく、私が得意とする間合い。
・👍:ARMSでも同様の中遠距離戦、またはツインテーラのオーラ発動中。
■近距離戦
・「待ち」が通用しない「瞬間判断」の間合い。
・状況に合わせた的確な操作が必要。最も「練度(=慣れ)」を要求される場面。
・👍:ARMSにおける近距離戦。最も言語化が難しい「慣れと手癖」に依存する局面。
■崖際(=崖上がり)戦
・行動選択肢が数えられる程に絞られる「読み」の局面。
・数えられる選択肢の中で、可能な限り多くリターンを取る「強い選択肢」の事前準備が必要。
・👍:ARMSにおいては「起き上がり時と起き攻め時」に該当。
■ダウン時
・崖上がり時同様に行動選択肢は絞られるが、展開が早すぎるため崖上がり時ほどの時間的余裕がない。その為崖上がり時よりは「慣れ」が必要。
・👍:ARMSで表現するなら「(ダウンの伴わない)攻撃ヒット時」。展開が早いがその後の行動はいくつかに絞られる。考えてからでは間に合わない為、反射的に行動がとれるよう事前準備しておく必要がある。

※このようにARMSに置き換えたのは、以下の内容の為である。
①それぞれの項目の対戦での「役割」と「重要度」の把握
②ARMSでの経験から、項目の習得にあたって私の「適性の高さ」を推測
③その二点から練習優先度の高さを割り出す
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⑧今後の練習とその優先順
■壱:相手の崖上がり時の行動研究
・どのファイターでも動きが共通な為、研究成果を活かす場面が多い。
・瞬間判断能力が比較的求められなさそう。読みに依存しやすそうで、個人的にまっさきに極めたいと思った為。
■弐:中遠距離戦
・「待ち」や「後出し」がしやすい間合い。ロボットならコマや空Nのおかげで戦いやすい。
・ファイターを自由に動かす為のひとつである「隙なく動かす」を極める為にうってつけ。
・また、隙の無い立ち回りの研究は私が得意とする項目の一つである為。
■参:相手のダウン時の行動研究
・中遠距離選で「隙なく動かす」を成しえていればいつの間にか出来るようになってそう。なっていてくれ…(願望)
■肆:近距離戦
・覚える事と操作に慣れるべきことが多い。
振り向き投げ、振り向き攻撃、攻撃ヒット時の状況予測とその後の行動選択、コマを使った立ち回りとコンボ、相手の技のリーチと後隙とそれに対する反撃方法やコンボ、台座を使った立ち回りやコンボ…思いつくだけでも課題が山積み。
・その上に「何をしたいのか思いつかない状態で取り組むと悪い手癖がつく」のが目に見えており、取り組む前にある程度事前準備をしてから取り組むべきと判断した為。
・ファイターを自由に動かす為のひとつである「的確な判断による行動選択と操作」を極める為にうってつけ…ではあるが、いかんせん習得難易度が高い。特に操作技術に依存する部分が非常に大きい。
・研究難易度自体が高く、間違いなく私が最も苦手とする局面な為。

~以下、過去の経験からの反省点~

■過去に私が失敗した原因と考えられる理由
・システム面、ファイターと各技性能すべてにおいて知識不足。
「〇〇を試したい、狙いたい」という目的意識がなく対戦にのぞみ、勝っても負けても「なんとなく」で終わっていた。
・感覚のみで対戦していたため、悪い手癖(弱い行動を条件反射で出す)が身につきそれが抜けなくなる。
・悪い手癖がついた後の調べものは、「今までの行動の誤りの発覚→行動パターンや操作方法の矯正が必要→一時的に弱くなるため負けまくる」という結果が分かり切っているため、調べものするモチベが維持しづらく、すぐに対戦に逃げてしまう。

■私の性格上、最初に避けるべきと判断した事
〇ランクマッチ
【理由】
・目先の勝利に目がくらみ悪い手癖がつきやすい。
・対戦中の行動指針が定まっていない状態だと勝敗問わず得るものが少ない。
・連戦しづらいため、試行錯誤する前に対戦が終了しやすい。

(2020/5/21ここまで)

~~苦しみの「だれかと」、夢のVIP~~※2020/6/25追記

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■50日目、うさしむロボのVIP到達
2019/1/30を最後にプレイしていなかったスマブラSP
5/4のプレイ再開からプレイ時間160時間、VIPに到達!!

この間「だれかと」は初プレイが43日目に当たる6/18、それ以降プレイしたのは4日のみ。いかにフレンド戦・トレモ・座学での比率が高いかが分かる。

「だれかと」を通して感じた事は別に記事作成予定だが、
私が感じた事を簡潔にまとめると下記内容である。
・ラグが凄い相手や特殊なルールの相手とマッチングした時虚しい。
・多くの実力の近い相手と戦えるので、自分の対策レベルを実感できる。
・ハイリスクハイリターンな行動を試しやすい。
・「読み合い」と「キャラ対策」は身に付きやすいが、「甘え行動」依存症になりやすい。

私の場合、負けて感情的になると動きが荒くなり無茶な行動が手癖になりやすい。
コンボ練習・キャラ対策知識習得・強いフレンドとの連戦をこなし
自分の行動パターンの引き出しを増やしてから「だれかと」に挑んで本当に良かった。

私に付き合ってくれた方々に最大級の感謝を。


↑2020/5/5、1年半ぶりのスマブラSP関連ツイート。前世(シモン)で苦手だったコンボ練習を頑張るという強い意志を感じますね。今や懐かしい。

■今後について
あと50日かけて、「VIP安定」の実力を目指して活動していく。
トレモ・フレンド戦、そして一見遠回りに見える「他ファイターを触る」などして、目先の勝利にとらわれず、知識面の充実と甘え行動の撤廃を目指していく。

あと…ミェンミェンさわるよ!!!!
長距離戦ファイターかつゲームスピードが遅そうなので、ダルシム・シモン使いとしては非常に興味深いです!!!!!!!!
ミェンミェン!!!スマブラSP参戦…本当におめでとう!!!!!!!
(2020/6/25ここまで)

~~半年ぶりのスマブラ再開、そして戦闘力850万達成~※2020/12/24追記

■スマブラを離れて気づいた「スマブラSP」の魅力
ポッ拳にドはまりしたため、秋にかけての8-11月はスマブラをほぼ触らないこととなる。

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ポッ拳はジュナイパーでランクB5まで到達するもそこからの壁が厚く、しばらく別ゲーを触る事となる。

ポッ拳を触って感じたのは「ごまかしがきかない対戦ゲーム」だという事。
一つ一つの行動の時間が非常に長く、ボタンひとつ押す事の重要性が極端に高い。イメージとしては将棋を指しているかのような、一手一手にプレイヤーの魂がかかっているようなそんなかんじ(イメージです)。

そしてスマブラのイメージはというと…「しゃかりき」!!!!!

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これはスマブラを触る前から思っていた事だが、スマブラはファイターがドッタンバッタン動き続ける。
くわえてゲームスピードが早いため相手の行動に対する最適解をぶつけるのが非常に難しい、のだが、これは言い方を変えると「ちょっとしたミスならお仕置きされにくい」という事である。

じっとしているのが不得意で映画館では本編前の予告映像中に帰りたくなってしまう筆者は、ポッ拳のピンと張りつめた「え?そのボタン押すの?いいの?パなしちゃう?」というプレッシャー(自責の念)に耐え切れず、ボタンをガチャガチャドタバタしたくてスマブラに舞い戻ってきたのである。

■対戦ゲームを学ぶという事は勉強するという事
ゲームが大きく上達するための近道は「勉強」する事。
私は一つのタイトルにおいて上達のための勉強が嫌になって別タイトルを触る事が多々あり、今回のポッ拳→スマブラの流れも同じである。(ポッ拳はキャラと技の知識が最重要で、そこを理解した読み合いが面白さのひとつ)

5ヶ月ほど離れていたスマブラも今回のポッ拳同様に、「身につけないといけない知識は分かっているが、勉強する気が起きない」という理由で離れていたため、勉強教材だけは多く積まれている状態だった。
しかし今回においては比較的楽しんでその勉強に取り組めたので、ゲームは「やりたいときにやる」というのが大事なんだなぁと感じた。

とはいえ「これさえ身につければ強くなれるに決まってらァ~~?!(江戸っ子)」という勉強は大抵結果に直結せず、そのあと実戦の中でガンガン湧いてくる新たな課題たち、その課題の解決こそが本当に強くなるための強化素材となるのだ。

■戦闘力850万達成と私にとって「強化素材」となったもの

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このゲームにおいて戦闘力という数値は日々プレイヤー人口にて増減するもののため正確な強さの指標とはならない。しかし私にとって明確にロボットの動きが良くなったという自覚があったため、このタイミングで筆を執らせていただく。

★もともと「強化素材になるだろww」と思っていたもの
・攻撃ヒット時にダウンする%帯の調査とダウン時のコンボ
→なんと!ダウンする攻撃は同様に受け身を取る事も可能だった!
・崖奪いからの確定コンボ
→崖奪いが難しすぎて諦めました(陳謝)
・コマを持った状態での確定反撃狙い
→みんながコマを意識して立ち回ってくるので我慢できずコマを投げ捨てちゃう(ど下手)

★実際に「強化素材」となったもの・気づき
・ダウンする攻撃がヒットした時に相手が受け身、回避受け身を取った時に「こちらが有利な読み合い」になっている事
・同じく、相手の崖掴み・相手がガードしている状況も有利な読み合いであるという事
・読み合いの場面で選択肢を絞れば普段当たらないバースト技も当てられるという事と、その際に使う技はバーストするかどうかから逆算して狙うべきという事
・対戦中にされて嫌な技が分かっていれば、相手のファイターだけ見てその技の間合いだけを避けるように立ち回りさえすれば、相手側の行動を完封できるという事。そしてその動きをするためには余計な攻撃技を振ってはいけないという事。
・相手をガン見しながら戦っていたら、隙の大きい技の硬直を狩る事が出来る場面が意外と多いという事。というよりは隙の大きい技を振ってもらってそれを差し返せる位置取りをするのが重要だという事。
・隙の無い空中技をガードさせた後は投げ間合い外に出ると強い。総じて引き行動全体が強いという事。

まとめると、相手をガン見しつつうまく差し返せる位置取りをキープして、バーストから逆算したリターンのある選択肢をとる。これだ!!たぶん。

■スマブラが続けられている理由
ランダムマッチが苦手な私に付き合ってくれる気のいい仲間達が大勢いる事。
「この人に勝ちたい」と思える相手の存在が対戦ゲームの持続の秘訣だとすれば、私はまだまだずっと「スマブラSP」を楽しめそうである。

(2020/12/24ここまで)

~~魔境街道到達とフェイントの重要性※2021/10/08追記~~

■対戦ゲーム飽和時代
先日スマブラSP最後の追加DLCファイターの『ソラ』が発表された。
この追加ファイターの参戦でスマブラSPというモンスタータイトルもひとつの区切りとなり、いわゆる「落着き」という迎えると予想している。

オンラインプレイの活発化でとにかく対戦ゲームのタイトルが増えに増えている昨今、大事なのはどのタイトルにどれだけの時間と情熱を注ぐかだと私は考えている。
この考えのもとにスマブラSPに二年近く取り組んできたが、最近やっとかたちになってきたと実感している。

今回の追記では、特に自分の中で大きな成長につながった「意識」めいたものを書いていきたいと思う。ロボットしか触っていないので内容が偏るかもしれないがそこは目をつぶっていただけるとありがたい。

★スマブラの成長に繋がった「意識」★


■『敵は動きに反応してボタンを押す』~非確定コンボとフェイント~■
ジャンプ読み、二段ジャンプ読みという選択肢は非常に強力。
(特に二段ジャンプを狩って崖外に出せば復帰方法がB技と回避に限られる)
だが素直な最速攻撃は、間合い管理や空中回避であしらわれがち。

その先にある選択肢『ジャンプ読み行動匂わせ=ジャンプして何もしない』が非常に強力で、たとえば崖外に出したあと、「①当たれば勝負が決まるような復帰阻止空前を撃つ」と見せかけて、「②ジャンプだけして空前を撃たない(=ただのジャンプ)」。
そこで相手が空中回避を入れてくれたらその後隙をゆっくりと狩ればいい。

重要な意識のひとつが、『相手はこちらの動きを見てからボタンを押す』という意識。
上記①の空前であれば、空前のリーチに入った瞬間に回避ボタンを押すのが普通。逆にジャンプを見せなければ回避は誘えない。
このおかげで上記②の空前を匂わせたジャンプを見せることで初めて相手の空中回避を誘うことができ、相手の莫大な後隙を狩ることができるのである。

そして最も重要なこととして、上記のような読みあいは『「確定コンボ中」以外の全て』のタイミングで起きている。

※ながくなりそうなのでつづきはまたこんど…

~~ロボットの空前めっちゃ強い…※2022/02/06追記~~

というよりは消去法で空前を撃つしかないのだ。
空Nは見られる、コマはDAや空中技でキャッチかガードされる。
そんな時に(特に着地際)役に立つのが置く空前。
突進も空中技も狩れるし着地隙もほぼない(ないとはいっていない)。

最近うさしむロボットのお調子がいいので備忘録として各種わざに対する印象の変化をまとめておこうと思う。

■各種技のざっくり印象変化 ↑:印象よし! ↓:印象ダメ~
↑【空前】 発生6F 着地隙9F
前)コンボパーツ。空対空パナし技。
今)最強の置き技。最強の着地ごまかし技。崖離し狩り技。
強いプレイヤーは空Nとコマを狩ろうと動いてくるのだが、そこで役立つのがこの技。着地時に空振りで置くことにより、ダッシュガード、DA、小ジャンプ空中技、ダッシュ掴みなどあらゆる行動に勝てる。
あとロボットは崖際で戦うくらいなら崖外で戦った方が強いと思うようになったきっかけがこの技。相手が地上でこちらが崖外だとコマ、空前、空N、ビーム(使用頻度多い順)と上B、崖掴みを使いこなせばかなり状況を打破しやすく、なんなら%稼ぎまで狙える。たぶん。
空上はスカると展開が最悪だ(=パナし技に近い)が、空前はすぐフォローできる。
◎使いどころ:着地際に置く、ガーキャン後、敵の崖捕まり状態からの崖離し読み(崖メテオ狙い)

↑【下スマ】 発生7F 全体45F
前)パナし技。リターン少ない。
今)ロボのパナし技の中で最強で最も使うスマッシュ攻撃。
◎使いどころ:ダウン展開時、ジャスガ後、その場回避後、バ難時など。
恐ろしいのはDAより発生が早いという事実。
『横強が確定する=下スマが確定する』という事だ。
持続は鬼の10F、ダウン時はその場起きにも内転がりにも対応する。

リスクのあるバーストパナし技(横B、上スマ)と比べて最もリスクが少ない(※空後はむしろリスクを負わない為に振る技なので対象外)。
ロボが最もバ難になる130%~帯はこの技が徐々に『当たれば死ぬ技』に成長する期間となる。ジャスガ下スマが視野に入るのはここだ。
=下スマにおかぶを奪われた技たち=
 ↓【横強】 発生7F 全体33F
前)出しやすい技。画面を見てから出せる貴重な技。
今)発生とリターンでは”下スマ”、硬直と後隙では”空前”に劣る悲しい技。その場回避にも弱い。
 ↓【上スマ】 発生10F 全体45F
前)パナし技。
今)ハイリターンだが超絶ウルトラ鬼ハイリスクな技。
■使いどころ:ガーキャン後
ガーキャンで使うのだが、空中技にはなかなか確定しづらく、DAなどの確定する技はなかなかガードさせてもらえない。あとこの技を当てたいと思うと動きが悪くなりがちなので基本的には狙わないようにしている。
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ここまで書いて満足しました。ので、

★ロボットの技ランク★

おまけの「リスク観点から見るロボットの技の印象のよさランク」です。
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S:空N コマ ビーム
A+:空前 上強 空後
~狙う事にリスクが伴う技の壁~
A:下強 掴み DA
~状況限定=使わないことがある技の壁~
B:空上 空下 下スマ
~使いたくない技の壁~
C:横強 弱 上スマ
~コンボパーツ~
D:横B 横スマ
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作っておいてなんだけど1か月後には印象変わってそう。
ではまた。

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 ∩ ∩   Thank you for your time!
(・▽・)👍 < 日々更新していくのでよろしくね!
🐇ウサギとうではゲームを愛するプレイヤーを応援しています👍

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