ジャパニーズピーポー過剰ホウレンソウ辞めようキャンペーンをしたい
久しぶりに
仕事トークをする元気が出てきました。
プロマネとして某外資系企業で働いているわたくしですが、
最近社内の偉い人たち(ブラジルの人聞こえますかー?レベルに組織上遠い方含)
からの呼び出しがやべぃのです(人気者Fu!違
私がいるからプロジェクトが炎上するのか。
炎上プロジェクトにアサインされがちなのか。
それはもう永遠の謎とさせていただきつつ、
この、
自分の数レイヤー上の偉い人たちが、
めちゃめちゃ現場レベルのことに介入してくる現象、
まじで仕事増えるから勘弁して欲しい侍。
そして、わたくし的には理由は明確で、
ジャパニーズピーポー長時間労働の原因の1つである『過剰ホウレンソウ』のせいだと思ってるんです。(もう鉄分過剰摂取
ということで、うちの会社特有のこともあるのかもれないですが、今日はそんなモヤモヤを書こうと思いました。(ただの愚痴です
「とりあえず共有」にお腹いっぱい
昔はそんなに気にならなかったんですけど、
自分が海外本社の仕事したり、
日本法人のリーダー達が変わって社内文化が微妙に変わったりで、
なんでもかんでも上が報告しろっていうことに猛烈な抵抗感を覚えるようになりました。
何か助けが欲しい時や大きなリスクの時は分かります。エスカレーションは大事です。
ただ、それが過剰という話なんです。まじで。
そりゃプロジェクトやってれば問題の一つや二つなんて起きますよ。
例えば、
「太郎くんが家に毎回教科書忘れます」
って話毎回教育委員会にあげますか?
って話です。
全部発生したことを言ったところで現場から数レイヤー上の人たちから来るコメントは結局「うん、それは知ってる」系か、精神論くらいで正直意味がない。
それに、プロジェクト内の最終決定権を持つのはプロジェクトのリーダーなはずなのに、
そこがふんわりしてしまうのもすごく腑に落ちないわけです。
個人的にはプロジェクト内で処理可能と判断した小さい事象は部内で軽く伝えてもそれ以上あげる必要がない旨を説明して止めてるんですけど、
全事象をあげるプロジェクトメンバーが別部署に1人でもいると、
冒頭でお伝えしたようにドヤドヤと数レイヤー上の人がプロジェクトメンバーか?っていうテンションで
「私たちに何か出来ることはないか?」
というていで首突っ込んでくる(ヒマナノ
これはいかがなものでしょうか。
私の基準がおかしいのか?
結局最終決定権は海外本社という点
これにプラスしてモヤるのは、
外資系における結局のところ本当の意味での最終決定権は日本法人ではなく海外本社という事実なんです。
悲しいかな、
いくら日本法人のお偉いさんが色々言ったところで本社が右って言ったらもう右なんですよ。
そう考えると日本法人内でのガバナンスってなんなんだろうって意見も巷でちらほら。
日本法人のお偉いさんたちとしては、
日本内の偉い人の承認•把握なしで本社に持っていって欲しくない。
一方で本社のカウンターのプロジェクトチームとしてはプロジェクトチームで合意してないのに日本内で勝手に固めて欲しくない。
ここから見えることは、やはりそもそも日本法人から見た本社と本社からみた日本法人の捉え方が違うんだろうなという寂しい事実でもあります↓
決められない下が悪いのか、入ってくる上が悪いのか
こういうことを繰り返してると、
自分で決められない系リーダー、
もしくはちょっと悩む案件はどうせ上がドヤドヤ入ってくるから考えずになんでもかんでもお伺いを立てれば良いやという無気力リーダー、
後で問題が起きた時になんで事前に言わなかったのかと言われるのが嫌なので「自分は報告したからね?」という事実だけ作るためにとりあえず全部上にぶん投げる無責任リーダー、
がどんどん日本法人内に増えていく。
結果。
プロマネの仕事が増える\(( °ω° ))/←結局ここにキレてる
THE 悪循環
お偉い方々には『デレゲーション』及び
下への『信頼』を、
(チームで決めて欲しいとときどき言いますが、それはあなたたちの作った社内文化のせいもあると自覚を)
プロジェクトのリーダーや各メンバーたちには
『本当にそれ一番上の上までエスカレーションレベル案件ですか?』をよく考えて欲しいです。
そして、プロマネとしては、
ゲートキーパーとして変なコミュニケーションが多発しないように自分のラインや周りには草の根運動をしたいと思っとります。
全部は防げないんですけどね…。
ちなみに、タイトルにジャパニーズピーポーと書きましたが、
エスカレーション文化は欧米内でも国によって強弱があり、実は海外本社の仕事をしている時もその違いで小競り合いはありました。
組織ってめんどくさいYO
こういうのって会社の文化だから致し方ないと諦めた方が良い系なんですかね。
◇
といいつつ、仕事のことをこうして考えられる心の状態と健康が幸せでもあります。