アイスショー以外旅日記・大久野島編
うさぎ好きのくせにこのネタ書くの今の今まで忘れてたわ。日本のうさぎ好きなら知らない人はいないかもしれない、あの島の話をいたしましょう。
てなわけで、今日のテーマは大久野島です。これまでに日帰りで2回、泊まりで1回、の合計3回来訪してます。最後に訪れてから約10年経っているので、今更何の参考にもならない、ただの私の思い出旅日記ですけど、これは私のnoteなので好きに書かせていただきます(笑)←す、すみません…
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、大久野島。橋が掛かっていないので、島までの移動手段は船のみ。三原駅から、海が間近まで迫る呉線に揺られ、忠海駅からフェリー乗り場へ歩いたこともあれば、友達の車で港まで向かったこともあったっけ。ただし、島では車は通行できないんじゃなかったかな。その理由は島に行ってみればものすごくよくわかります。
そもそも私は広島県民なので、地元広島の島への来訪を旅と呼んでいいのか疑問に思わないでもないですが、日常的に行かない場所への来訪は全部旅、ってことにしておいてください、今回は(笑)←無理矢理
船を降りてすぐ目に入る、こちらへ駆け寄ってくるうさぎの群れ。ここは天国かな?とうさぎ好きなら即座にノックダウンされるのではないだろうか。でも、うさぎがいるのはここだけじゃあないんですよ!
休暇村への道のりだけで、一体何羽のうさぎに会えるのか。元をたどれば飼いうさぎだったっぽいけど野生なので、決して我々に心を開いてはくれませんが、「なんかくれる?」てな表情でうさぎが近寄ってくる、というだけでうさぎ好きなら十二分に天国なのでは。ホンットにいっぱいいるから←強調
これだけうさぎが走り回っていれば、車がダメなのは一目瞭然ですね。送迎バスも走ってたけど、そういう休暇村関連の車両だけなのでは。
ついかわいくて触りたくなるかもしれないけど、うさぎが大人しく撫でさせたり抱っこさせてくれるのは、飼い主がペットと時間をかけて築いた信頼関係があるからで、野生のうさぎにそれを求めちゃいけない。うさぎは基本的に弱くて臆病な生き物。びっくりして怖がらせたり怪我をさせてしまったら、野生のうさぎがどうなってしまうかは想像できますよね…。そう考えると、何も考えずに島に来てるんだな、という人を見かけるとものすごくしんどくなるので、ただうさぎがかわいいから、という気持ちだけでは私はここに行けないのです。人間だったら文句も言えるし助けてくれる人もいるけど、うさぎには何も言えないんだよ…。
そんな楽しいけど胸がぎゅっとなる場所でもありますが(そんなこと言い出す人はそんなにいないかもしれませんが…)、世界観が変わるくらいうさぎがいるので、うさぎ好きにはやっぱり天国じゃないかなと思います。
最後に訪問した時に休暇村に宿泊したのですけど、泊まりで行くのもなかなか楽しかったです。お部屋も気持ちのいい和室で、机にお菓子が用意してあったり細かい心遣いが素敵だったし、ごはんも美味しかった。昼も夜もバイキングじゃなかったっけな、忘れたわさすがに。大久野島の近くの三原市はたこが有名なせいか、たこ料理が充実してたような記憶が。日帰りで訪れた時にも、昼食が食べられるレストランで友達が「たこわさ」注文してた記憶あり(笑)。
さらに休暇村には温泉もあって、のんびりお湯に浸かって温まることも可能。島には休暇村と毒ガス資料館くらいしか建物がなく、要するになーんもないので、現実から離れて静かにゆったり過ごすことができて最高でした。長期逗留して思索に耽ったり仕事するのもいいかもしれない。飽きたら海やうさぎを眺めたり温泉に入ればいいのである。最高すぎる…。実は将来やりたいことリストに10年以上ずっと入れてる(笑)。
友達と二人で宿泊したのですけど、夜中までだらだら話し続けたりして、なーんもないからこその時間が過ごせて良かったです。
レンタサイクルを借りて島を一周もしたのですが、小さな島なのでわりとすぐに回れてしまう。うさぎがホントにあちこちにいるのでうさぎのいるところは結局押して歩いてた気もするけど。うさぎがぜーんぜんいないエリアもありましたが、今はどうなんでしょう。
神社もあったよ。あと、昔は毒ガスを製造していた島なので、研究所みたいな建物(発電所だったっけ、いくつかあった気が)の廃墟が残ってます。別の友達と日帰りで出掛けたこともあったけど、戦争の歴史に興味のある子は毒ガス資料館に行けて良かったって言ってたし、霊感のある子は何か感じるものがあるようだった。うさぎがかわいいだけの島じゃないんですよね、ここ。釣りしてるおじさんもいたっけ。
確か9月くらいだったので、海ほたるがギリギリ見られるかも、とフロントの方にも聞いて夜の海にも出かけてみたが、確かに海が光った、ような。うろ覚え。光ったと思い込みたかっただけかもしれない(笑)。
うさぎはわりと夜行性なので、夜の方が元気に動いてるんだけど、海ほたるを見に行く道すがらうさぎの生態観察もできて面白かった。泊まりで行かないとなかなか体験できない光景ですね。まだちょっと暑い時期だった気がするので、そりゃうさぎも涼しい時間の方が元気だよね(笑)。
今は忠海港にかわいいお店?ができてたり、休暇村にもかわいいカフェができてたりするみたいですね。近いはずなんだけど、すっかり遠い場所になっちゃってて切ない。探しても探しても諭吉がいないんだ…。私が訪れた10年以上前にはそんなに観光客いなかったと思うし、海外の方なんて見かけた記憶もなかったなあ。
10年も経てば島でのルールもいろいろ変わってると思うので、来訪される前に公式な機関のホームページなどを確認してから訪れて下さい。私が訪れた頃は休暇村のフロントでペレットも買えたし、野菜を持ってきてる人も見かけたけど、今はえさをあげることがどこまで可能なのかどうかわかりません。食べ残したお弁当をゴミでも捨てるみたいにうさぎにあげようとしてた人を見たけど、絶対にやめて欲しい…。
大久野島のある竹原市には、町並み保存地区という風情ある一画も存在し、落ち着いた観光が楽しめます。回転寿司のすごく美味しいお店もあったっけ、名前忘れたけど(汗)。
大久野島があるためうさぎメニューのある店やうさぎ仕様の部屋のあるホテルなども存在するようで、久しぶりに再訪したいなあ、とずっと思ってはいるのだけど、諭吉が家出したままなのでどうしようもないです(泣)。ホテルのうさぎ部屋には絶対泊まりたいいいいい…。絶叫するほどかわいいんですけどなんだあれ。「竹」原なだけに、容易に「竹→かぐや姫→月→うさぎ」って連想できるからもう神だよね←何が
ついでに前述の三原市について述べると、駅前の噴水がたこだったりと、とにかく「たこ」の町。なんとたこ入りのもみじまんじゅうまで売られているのですが、三原在住の身内に言わせれば「三原ではそれがスタンダード」だそうだ。いやそれお前の意見だろうが(笑)
もちろんたこ入りもみじまんじゅう(たこもみじって名前だった記憶が)食べたことあるけど、あんこじゃなくてチーズなのでご安心下さい(笑)。あんこ入りも売ってたらごめんなさい←あったらなかなか衝撃ですが…
ちなみに、広島空港があるのはこの三原市です。大久野島からは少し離れた山の中ですけどね。
はてなブログ「うさぎパイナップル」も毎日更新中。うさぎが好きだからこのタイトルですが(パイナップルについては説明しても意味不明なので省略)、内容は現在ほぼフィギュアスケートに特化。それ以外の内容を分ける意図もあってnoteを始めたのでした。なのでフィギュアスケートに興味のない方にはあまり面白いものではないかもしれませんが、情熱だけは溢れているので読んでいただければたいへん嬉しいです。