うさぎを飼うには、いくらかかる?うさぎにかかるお金について学習しよう。
ペットショップに行くと可愛いうさぎがたくさんいます。愛らしいうさぎに運命を感じて、予定にはなかったお迎えされることがあるかもしれません。うさぎは生体代が1万円前後と、犬や猫、中型以上の鳥と比べると比較的安価に手に入れることができます。しかしながらうさぎを飼うことは、その仔の生涯にわたって日常的にお金がかかります。生体代はお手頃でも、その後の生活費や医療費がかさむことがあります。お金のことを考えずに飼育を始めてしまうと、「こんなはずではなかった。」と後悔につながることがあるかもしれません。
今回はうさぎにかかるお金について解説します。うさぎを飼うことを検討している人は参考にしてくださいね。
うさぎを1羽飼うと、生涯でいくらくらいかかる?
うさぎの飼育費用は、平均すると月7000円程度になるという調査結果があります。うさぎにかかるお金については、3種類の費用に分けて考えることができます。
1 初期費用
2 生活費
3 特別費
詳しいことは後述しますが、うさぎの生涯にかかる費用を計算してみました。
一羽のうさぎの生涯かかる費用が104万円となりました。「高い!」と思われた方が多いのではないでしょうか。
初期費用について
ここからは3種類の費用の内訳を解説していきます。はじめは初期費用です。うさぎとの生活を始めるためにかかる費用となります。
・生体代
血統書があると、価格が高額になります。仔うさぎの方が高くなるなど、うさぎの月齢によっても変わってきます。生体代によって、初期費用の合計が違ってきます。
・ケージなどの飼育用品
大手ペットショップやうさぎ専門店に行くと、ケージやその他飼育用品をセットにした、うさぎの飼育スタートセットを販売している場合があります。セットは使わない飼育用品が入ってしまうデメリットはありますが、単品で購入していくより価格を抑えることができます。
ケージは頻繁に買い替えるものではありません。少々高くても、機能面を重視して購入した方が、結果的にリーズナブルになります。
生活費について
生活費は餌や牧草を中心とした、消耗品が中心になります。消耗品の費用については、うさぎの大きさによって変わってきます。大型のうさぎほど、餌や牧草を消費しますので、消耗品代がかかります。
うさぎは、夏は冷房、冬は暖房を稼働することが必須になります。光熱費は地域によって異なる費用ではありますが、通常より月2000~5000円程度光熱費が加算されると考えておきましょう。
生活費として考えられるものは以下のものになります。
上記の物の他にサプリメントを購入したり、おもちゃや飼育用品の買い替えをしたりする場合は、更に数千円かかる月があるかもしれません。
特別費について
最後の費用は特別費です。医療費を中心とした、不定期にかかるお金になります。
医療費については、手術代が高額になることがあります。高額医療に備えて、ペット保険にはいるという方法がありますが、ペット保険の掛け金分くらいを月々貯金しておくという方法もあります。
うさぎを飼ってみて予想外だったのが、物の修理代・部屋の修繕費がかかったことです。うさぎは物をかじる習性があります。我が家のうさぎは、目を離した隙に家電のコードをかじってしまったり、壁紙をかじってしまったりしたことがありました。家電を修理した時は、5000円ほどかかった記憶があります。壁紙や柱をかじって傷めてしまった場合は、修繕費がかかることがあります。
突発的な病気や事故、修理に備えて、お金を準備しておくと安心ですね。
まとめ
今回はうさぎにかかるお金について学習しました。うさぎとの生活は、子どもが一人増えることと同じだと思います。人間の子育ては、教育費、食費、住居費など、際限なくお金をかけることができます。それはうさぎも同じです。
うさぎは10年近く生きる動物です。その期間お金がかかります。うさぎにかかるお金の見通し・計画を飼育を始める前に考えてみてくださいね。
講師名 anan
子どもの頃から生き物が好きでした。今まで、ハムスター、インコ、モルモット、ハムスター、デグー、うさぎ、犬、ウーパールーパーとたくさんの動物と生活してきました。職場で飼っていたうさぎのお世話をしていたこともあります。
以前我が家にいたうさぎは、垂れ耳のオレンジ色のホーランドロップでした。今でも家の近所のうさぎ専門店に通い、可愛いうさぎの姿に癒されています。将来はネザーランドドワーフを飼ってみたいです。
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