荘子🌝月齢10
紀元前5〜3世紀の中国
春秋戦国時代
中国思想史の黄金時代
諸子百家(しょしひゃっか)と呼ばれる思想家たちが登場する。
孔子
墨子
孟子
老子
荘子
韓非子
などの人物
その中で「荘子」は老子と同じ
道家(どうか)
老荘思想と呼ばれます。
『無為自然』による処世を説く
荘子は老子の思想「無」を、
「無限の概念」へと発展させています。
戦国時代という背景もあり、
人々の生活は苦しかったに違いなく
出身は不明ですが、
そうした時代の苦しみをとりわけ
痛感する立場であったようです。
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有名なエピソードは、
”胡蝶の夢”
夢で荘子はチョウだった
ひらひらと飛んでいてチョウそのものだった
それを楽しみ
満足したことだった
突然目が覚め
はっと我にかえると自分は荘子であった。
自分はチョウになった夢をみていたのか、
それとも夢でみたチョウこそが本来の自分で
今の自分はチョウがみている夢なのか。
知の判断から離れてみる
差異や区別を超えた世界で遊ぶ
これが荘子の世界
有名な言葉は、
“井の中の蛙大海を知らず”
井戸の中だけを世界と思い込んでいるカエルに見立てて、
外の広い世界や多様な知識に理解がない状態を指す。
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まず頭をひねって
しばらくしたあとで
「あ、なるほど」となる。
そんな魅力のある荘子です。
兎銀の「健康運」
(仮名)編集さんのリーディング
裏メッセージが荘子でした。
※ちなみに編集さんは、編集が職業です。
(混乱する?)
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とある先生へ
老子と荘子の違いを伺いますと、
荘子の生まれ変わりが
近代哲学の父「デカルト」
『我思う、ゆえに我あり』
なので思想に哲学的な傾向があるみたいです。
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そして、
老荘思想といえども
その両者お互いが
「一緒にしないで欲しい」
と言っているそうです。