日本語講師歴1年半。今の状況。
それで、今私はどういう状況?
今置かれている状況を考察してみる。
私の日本語レッスンは
主に2つのプラットフォーム (+1つ) で行ってきた。
その主に使ってきた2つのプラットフォームのレッスンを10月末で一旦クローズすることを決断し、生徒さんたちにも連絡させていただいた。
嬉しかったのは、皆さんとても残念そうにしてくださり、
楽しいレッスンだった、私にとって一番の先生だった、
ありがとう!またcome backするときは連絡してね!
たくさんのあたたかい言葉をいただいたこと。
勉強不足で、至らなことだらけだったのに、、
宝石のような言葉のプレゼントをたくさん、
本当に感謝しかない。
なぜそのような決断になったのか。
それは少し前から日本語講師に対しての私の気持ちが冷めてしまい
生徒さんたちにレッスンを届けるのに追いつかなくなってしまったから。
そのように感じ始めたのは7月の始めのこと。
ある朝起きたら、糸がぷつんと切れたように、
昨日の自分と今日の自分が繋がらなくなった。
昨日までどんな気持ちで、
どこに向かって生きてきたんだろう。
記憶をなくしたような変な気持ちだった。
そこからレッスンに気持ちが入らなくなっていった。
いつもより丁寧に時間をかけてレッスンの準備をしてみたり、
あるいは反対にレッスンのことを考え過ぎないようにしてみたり、
レッスンの可動日を減らし、休みを取るようにしたり、
散歩やヨガをしたり、好きなものを食べたり飲んだり等々、、
いろいろ試みたけれど、"心ここにあらず"状態が続いた。
7月半ば、8月は一ヶ月夏休みを取る決断をし、
8月前半は自宅でゆっくり過ごし、
8月終わり、ハワイへ一人旅に出掛けた。
9月、心も身体もパワーチャージされた状態でレッスン再開!
しかし私の心はもうそこになかった。
ある程度以上すでに話せる人のレッスンやフリートークのみの方とは何とか今まで通りのような感じで続けられたのだけれど、
初級者の方とテキストを使って一つ一つの表現を学んでいくようなレッスンは、どう表現していいか分からないけれど、とにかくもう脳がシャットアウトしてしまう感覚だった。
学習者の皆さんが知っている表現を使って一生懸命何かを伝えようとしているとき、今までならすぐに彼らの気持ちと繋がって、言おうとしていることを汲み取ることができたのに、それもとても難しくなっていた。
一か月休んだからなのかな?とも思ったが、それは始めたての頃からできていたから、夏休みのせいではなさそうだった。
手に持っていた風船の糸がぷつんと切れて、
もう取り戻せないところまで飛んで行ってしまったみたいだった。
もう続けられない。
息を吸って吐くように自然に決まった。
つづく。