準備なしで始めた、日本語講師。
私の場合、日本語教師を始めるにあたり、準備したことは「まるごと」テキストを買って、「まるごと」の使い方セミナーを受けただけ。
その後は、地元の自治体関連の国際交流会館のボランティア講師に登録して1000本ノックの如く、とにかくたくさんのレッスンを経験させていただいた。3ヶ月後、オンラインレッスンサイトに登録し、有料レッスンを開始。その1か月後、10月に日本語教育能力検定受験、年末合格通知を受け取り、年始から今まで突っ走ってきた。
今考えてみると、力任せで闇雲で、けっこうめちゃくちゃなやり方だったかもしれない。
それでも自分なりに試行錯誤し、喜びを持って続けて来られたのは、
この仕事が好きでやりがいや魅力を感じていたからで、
素晴らしい学習者さんに
巡り会わせていただいたおかげでしかない。
感謝でしかない。
準備を全くせずに始めたのだから、
今になってこれ以上できることがなくなり、
行き詰ってしまうのは当然のこと。
これ以上進むには、私がきちんとした知識と技術を身に付ける必要がある。
それは明らかなことなのだからそうすればよいのだけれど、
なぜだかブレーキがかかってしまう。
なぜだろう。
もうこの仕事をしたくないのか。
面倒から逃げようとしているのか。
お金がかかるから嫌なのか・・
単に疲れただけ?
割と直観任せで、
いつもは思った方にさっさと動いていくタイプなので、
こういうことは本当に珍しい。
自分がどうしたいのか
自分をどう進めてあげたら
よく分からない。
こういうことはあまりないことだから、
だからこそ大切に向き合おう。
しばらく自分との時間を大切に過ごしてみようと思う。