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庇護のもとに生かされる人間
かつての地球では、人間は動物とは区分され住み分けしていた。
しかしある日を境に、動物たちは人間たちに対して愛と慈悲の心を持って接する行動を取り始めました。それは、人間たちの心に大きな変化が芽生えたことが原因でした。
その日、食物連鎖の頂点にいると勘違いしていた人間たちが、一人では何も出来ないことを認め、肉食人間を動物界に捧げ、「人間愛護協定」を締結しました。
今日では当たり前に思える、森の中で狼たちが迷子になった人間たちを安全な場所へ導くこと、海でサメたちが溺れそうになっている船乗りを救助し岸辺まで運ぶこと、空でカラスたちが迷った旅人たちに方向を示し、目的地へと案内することなどの光景は、過去に集団で誤った行動を繰り返していた人間たちには、目を疑うような光景でしょう。
動物たちが人間に対して尊重と愛情を抱くことで、人類の未来があることを私たちは決して忘れてはいけない。
大地より生まれ、大地へと還る
風の歌、川のせせらぎ、山々の静寂
すべては生命のしらべ
太陽の光、雨の滴、土の温もり
すべてが生命の源
喜び、悲しみを忍ばせた
ひとしずくの命も
すべての生命は循環する
すべては大地に生かされている