ただぶら下がっているハンガーでさえ、とっておきの物を見つけたように指差す君。 世界はどう見えているんだろう。
明日で我が子が1歳を迎える。 つまり今日は0歳最後の日。 あっという間だった。 妊娠が分かってから使っていたアプリ「トツキトオカ」の今日のお手紙も最後になるらしい。知らなかった。これからもずっと毎日何かしらのメッセージをくれると思っていた。 育休を取得して1年間毎日一緒にいたわけだけど、0歳の何かを見逃していなかったか、そんな不安にかられてしまう。
今週、NHK「おかあさんといっしょ」おたんじょうびウィークが放送されています。 にこにこぷん世代だった私、月曜日からすでに胸アツ…!!でございました。 やはり反響もあるようで、お見かけしたこちらのツイート。 お、おぅ…😭泣けた。 昨年出産をし、育児休業真っ只中の私。 分かる、分かるんだよっ!この気持ち! これまで本やニュースといったメディアや、家族・友達・同僚など身近な人の体験談に触れて生きているわけですから、子育て中の生活や心境がどんなものかもちろん想像はできていた
結婚をして、結婚指輪をつけるようになった。 お互い名前も知らないようなご近所さんには「奥さん」なんて呼ばれるようになった。 妊娠して、マタニティマークをつけるようになった。 むくんで外れなくなると困るので、結婚指輪はつけなくなった。 産婦人科では名字で呼んでもらえた。 いろんな人が配慮してくれた。 私は妊婦だった。 出産した。 突然、「ママ」、「お母さん」と呼ばれるようになった。 入院日、カバンについていたマタニティマークは、退院日に外した。 もうお腹の中には何もいない。
妊娠8ヶ月(30週目)にして、初のコロナ感染。 経過を記録しておこうと思います。 コロナワクチンは3回目まで接種しました。 今はまだ夫と2人暮らしです。 ◎発症前日 普通に元気。なんの予兆もない。 ショッピングモールで買い物をし、日課にしている散歩もし、今日はよく歩いたな〜くらいの気持ち。 ◎発症日 朝は熱なし。ただ、喉が痛くて、食欲もなく、だるい。熱中症か、クーラーつけっぱなしで寝てるせいかな?くらいの気持ち。 朝ごはんはヨーグルトだけにし、アクエリアスを飲んで横になる
小雨の降る日、車の助手席に乗りながら、「まぶしいねぇ」とつぶやいた。 「え?何が?」 彼は運転しながら、訳が分からないといった反応を示した。 「ほら、空だよ。まぶしいじゃん!」 「何言ってるの?曇ってるじゃん。」 「だからさぁ、曇り空ってまぶしいじゃん!特に、こーゆー白っぽいような薄グレーのとき!」 「え?」 「え?」 お互い、分かり合っていない空気が流れた。 私は以前から曇り空はまぶしく感じていた。 夕立ちのような黒い雲なら大丈夫なのだけれど、雨が降るか降らないかみ
私はハイライトを探していました。 マスクが必需品となったこの顔、びっくりするくらい目の下が暗いのです。 クマ?シミ? いや、もうなんとなく全体的にどんより… マスクの色が真っ白なのも悪いのでしょう。 社会人ともなれば、デカ目であることよりも、健康的で清潔感のある印象が必要です。 正直なところ、(どうせマスクだし)と思いBBクリームすら塗らない日々でした。 しかし、美容院の鏡に映る自分の顔に衝撃を受けました。 死んでる、顔が死んでるよおおお そこで、冒頭の「ハイライトを探
雨だからお家で過ごすことにして、気になってたスニーカーのスエード部分の汚れを落とすことにした。歯ブラシでこすって、シャンプーで洗うっていう方法を試してみたら綺麗になって、とてもハッピー!
夕方、だんさん(夫)と米の精米に行った。 30kg分。 田んぼをやってる親戚がくれた。 JAに行けばコイン精米機はあるし、米をするってことは珍しいことではない。 精米中、ハトがすぐ寄ってきて、狙われてる!って言いながら、だんさんと笑った。 帰宅して、米袋を見ていただんさんが、いいこと思いついた!ってマジックを持ってきた。 米袋がトトロになった。 だんさんのこういうところ好きだなと思う。 だんさんのおかげで、くだらないんだけど楽しいねってクスクスする毎日が送れてる。 そんな日
図書館に行きました。 借りた本たち。 旅したいラインナップになりました。 左から 秋川滝美『ひとり旅日和』 Ciel,MASAKI世界一周,OGGY.Rikiya,uca.さー,のりえ,和泉翼・桃子,根本大樹『みんなの旅ごはん日記』 清水康史(発行人)『絵本のようにめくる世界遺産の物語』 図書館はグルグル見回って、ピンときたものを借ります。表紙と帯は大事。 図書館の本でも、帯が表紙裏に貼られるようになったのありがたい。 読み切れるかどうかはあまり気にしない。 むしろ「読ん
8月1日 結婚式を挙げる予定でした。 この数日の感染者数増加の状況を鑑み、延期することにしました。 いつやるかは未定のままの延期。 緊急事態宣言が出ていないのだから勢いやってしまいたかった 幸いなことは、引き出物等の注文はまだだったこと、会場にキャンセル料も請求されないこと。 恐らく、招待客みんなが理解を示し、多少なりとも安心できたこと。 今、恐いのはウイルスより何より人の目です。 彼は、自分の友人たちをそんな目に晒させることはできなかった。 人には誰しもそれぞれ
私の暮らす地域では新規感染者0人という状態が続き、非常事態宣言もそろそろ解かれるのではないかという雰囲気が漂っている。 解除目前となり、私の気持ちは塞がってきている。 仕事行きたくないなぁ… コロナの影響は凄まじく、本来なら在宅勤務なんてあろうはずもない私の業種でも在宅勤務が導入された。 あぁ早く仕事に行きたいという気持ちは1mmだって起きなかった。 となると、私は何のために働いているのか、私の仕事の存在意義ってなんなのか、ぐるぐると考え続けていた。 生活するため、お
関東に住んでいたから、恵方巻という習慣が流行り出したのは私が小学生の頃からだったと思う。 それまでの節分にまつわる記憶といえば、幼稚園の時、園長先生が赤鬼の格好をして現れ、豆まきをしていたくらいではなかろうか。 元はと言えば、関西地方の風習であったはずの恵方巻も、自然と我が家に取り入れられた。 恵方を向いて、願い事をしながら黙って食べるのだという。 家族が無言で太巻を頬張る様子はなかなか滑稽で、その上ひょうきんな弟は何かと笑わせようとしてくる。 つい吹き出してしまう、そんな
ラグビーの試合をテレビで観戦しようと、ビールを買い、準備万端にしていた夜。 彼は「おー!」とか「あぁっ!」とか声をあげながらテレビにかじりついていた。 一方、私は片手間に家事をしながらの観賞。 洗濯物をしまいに隣の部屋に…。 「カシャーン」 かすかに響く物音。 「ん?」 「あっちゃん、どうしたの?!大丈夫?!」 事態が飲み込めず私が首をかしげるのと、音に反応して彼が駆けつけるのがほぼ同時だった。 なんのことはない、どうやらクローゼットの扉のネジが外れ落ちたようである
実は女子女子している私なので、記念日は祝いたいタイプである。 付き合って1ヶ月記念に彼と夕飯を食べに行くことにした。 日にちを最重要として予定を組んだので、ど平日な月曜の夜にレストランに行くことに。 座席数も多く広めのレストランで、立ち寄って飲み会をするようなタイプの店でもない。消費税も上がったばかりで外食控えの気配が漂う中、予約をするまでもないだろうと踏んでいた。(私は。) 約束の前日、彼から連絡が。 「明日は19時に席だけ予約したから、18時30分頃迎えに行くね。」
お互いの部屋で自然と過ごすことが増えてきた。 その日は彼のアパートに居て、彼はモンスターをハントし、私は寝っ転がってマンガを読んでいた。 同じ時間、同じ空間にいても別のことができる。そしてそれが苦ではない、というのは、私の理想の関係性の1つであった。 だらだらとした時間が流れる中、突然インターホンの音が鳴った。 予期せぬ来客に身を固め、寝っ転がっていた私はなんとなく部屋の隅に正座した。 玄関から、彼が男性とやりとりしている声が聞こえる。 「思ってたより届くの早かった