アメリカ医療の悲劇! コロナで死にゆく患者の最後の言葉!
こんにちは、ドクターコロナです。
コロナパンデミックの中心アメリカでは、犠牲者の増加が止まらなくなっています。
コロナ患者は孤独に亡くなっていくことが多いと言われています。というのも感染防止のため、面会謝絶だからです。死に際の面会を許可している病院もあるようですが、感染を広げている原因となっているでしょう。
さて、ニューヨークは悲惨な医療崩壊が起きて、壊滅状態です。自宅で亡くなった患者や搬送途中に亡くなった患者は検査さえされていないので、犠牲者は数倍いる可能性が指摘されています。
さて、そんなニューヨークの病院で働くデレックさんから悲痛な投稿がSNSに上がりました。
デレックさんは、呼吸苦で人工呼吸器をこれから装着する重症患者さんの治療に従事していましたが、その直前に奥さんに電話をかけて会話をする機会を設けてあげました。
というのは、人工呼吸器を装着すると6割位の確率で亡くなってしまうからです。
重症患者さんが、声を振りしぼって奥さんにかけた声は、「誰が医療費を払うんだ? “Who’s going to pay for it?”」でした、、、、
何と、死にそうな事態においても医療費の心配をしています。アメリカでICUに一日入院すると100万円以上するので、重症患者さんは残される奥さんの経済的負担を心配していたのです。
これこそ、アメリカ医療の現実という話です。死に行く患者さんまで医療費の心配をしないといけないって言うのは切なすぎます。
コロナ騒動で、来年にはアメリカの保険会社は保険料を4割値上げするともいわれています。失業して路頭に迷う人が増えていますが、医療保険を負担できなくなる方がさらに増えそうですね。
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