発達っ子の娘がスイミングを始めて1年が経ちました
スイミングは習い事ランキングでも常に上位にいる習い事の一つですよね😃
我が子が発達っ子でもぜひ通わせたいと思う親御さんも多いのではと感じました。
OTの訓練士さんからもスイミングは良いと聞きました。ボディイメージを高めるのに有効なのだとか
そんな娘がスイミングに通い出して一年は経つのですが実際発達っ子のスイミング事情はどうなのか振り返りと共に記します。
習い事イケるんじゃね?
発達っ子にとって幼稚園入園は大きな壁でした。
幼稚園自体、年少から通わせるか迷っていたくらいなので一年くらいは幼稚園に慣れさせるのを大切にというスタンスでした。
幼稚園に通わせた事は彼女にとって大きな成長をもたらしました。
なんといってもトイトレが成功したのです。
入園当初、まだオムツで通っていて私自身はというとトイトレを頑張らなかった民ですが
児発のデイでももちろんトイトレはしてもらっていましたがそこまで進展は得られず‥といった具合でした。
幼稚園ではおむつの子は割といたようですがそんな子達のほとんどが初夏にはパンツで過ごすようになっていました。
娘はというとその波に乗り遅れてる数少ないオムツ組ではありましたが夏休み直前くらいにはオムツが不要になりパンツで過ごすようになっていました。
トイトレが完了した事と割と幼稚園でしんどいながらもうまくやってくれた頃に何を思ったか習い事をさせる思考が沸きました。
チラホラ幼稚園近くのスイミングカバンを持ってお迎えに来るママを見かけるようになり気になって詳細を聞いてみたり‥
そこから入会体験して通わせる訳ですが‥
いざ初めてのスイミング体験
統一された水着や水泳帽の群衆の中、1人浮いてた水玉のムッチムチの水着姿にオレンジの水泳帽の彼女。
つけ慣れないオレンジのゴーグルがずり落ちて目ぇ潰れながらも頑張っていた
使い慣れていない為、意地でもこのゴーグルを装着する事はなかった。
目ぇ潰れながらも結構楽しんでいたので通わせたかったけど当時は弟の予定とのやりくりが難しくて即決というよりは少し考えたのちに入会したと思う。
実際通わせるには当時通っていた弟の重心の児発デイにお願いして送迎を最後にしてもらったりと時間の調整が必要でした💦
スイミングで気を付けた点
私なりに気をつけた事を挙げます
①習い事を続けられるように立地はかなり重要と考えます。
あわよくば就学後も通えているなら1人で行ける距離で。そうでなくても親が付き添いするにも苦にならない距離感が望ましいかと思いました。
スイミング施設が近い事でよく目にして愛着が湧くという効果も(嫌いになった場合視界に入るのも嫌になる逆も然りですが💦)
②初見の事柄が苦手な娘にとってはせめて'人'だけでも見知った顔があれば少し安心かと考えました。
しかしあまりいすぎると逆にしんどいようです💦同じコースに1人2人知り合いがいるのがちょうど良いかと感じました。
③過敏のある娘。
わちゃわちゃした場所は神経が研ぎ澄まされしんどくなり癇癪多発してレッスンどころではありません。
ゆったりしたスペースでみてもらえるのがベストな状態なのです。
④発達っ子はコーチの人格にめちゃくちゃ左右されます。
一見優しく指導していたとしても内に秘めたる冷たさみたいなものがある大人は敏感な子供達には見抜かれてしまいます。
そうなると行き渋りなどは当たり前で今までできてた事ができなくなったり最悪な事態を招きます。
うちの娘が無理だったコーチですが他の保護者さんには評判は良かったものの、あるお友達もこのコーチが原因で泳げなくなったと聞きこんな結論に至りました。
定型発達の子は枠の決め手は親の都合の曜日時間枠でそれで事足りるかと思いますが
私が最も気をつけているのは担当するコーチだったりします。
どうしても都合で固定枠を選択しがちですが‥ね。
娘の癇癪ポイント
心が折れやすく過敏が故に大勢の人が通う人気のスイミングは娘のような特性のある発達っ子にとっては正直癇癪の地雷だらけです。
避けるには先に申したような注意点に沿ってスケジュールを立てたい所ではありますが実際叶わない事も多々あり‥
コースは人が少なく今日はレッスン中は泣かずに行けた!と思って安堵した直後にサウナに行くと大きな小学生のすし詰めを見て癇癪!なんて大どんでん返しを食らったり😅
そんな時はパニックや癇癪の裏にはそれだけ頑張ったんだなという理解を脳内でチラつかせておかないと親もその闇に飲まれますので
合言葉の'頑張ったね'の言葉を娘に発しては実は自分にその労いの言葉を掛けているのです😂
スイミングでの一年間
こうして一年は続いてますがずっと順調に通えてる訳ではもちろんありません。
当初コーチに'潜りたくないです'と訴えてた娘も
ゆーっくりですが後から入会した子達にどんどんステージを抜かされながらも少しずつステップアップして今はビート板でつまづいてるところです爆
年度が変わり合わないコーチに変わると途端にスイミングが大嫌いになりました。
無理して行かせず少しの間休んだ事もありましたし
スケジュール的に難しいけど思い切って枠を変えたり
周りのママ友からコーチの情報を仕入れては振替に活かしたり‥
優しいとかではないけど色んな子供を指導してきたコーチだったりすると意外と娘はそのスタンダードなレッスンを忠実にこなしたり、やはり子供を見てきた経験値は必要だなと感じる事もありました。
まさにこのコーチが年少児担当してくれたのですが年度が変わり担当が変わると上記の事が起こり‥
年中の夏頃から優しいコーチに変わったもののいよいよビート板でつまづいた頃に振替でこのコーチに指導して頂くと'ビート板持ちたくないです'と言う娘が丸めこまれてビート板扱ってたり😳
あとでなぜビート板が怖いのかの説明もしていただきこのコーチの凄さを目の当たりにした次第でございます。
ビート板克服したかと思いきや今日はまたビート板を拒否って超絶優しいヤングイケメンコーチの腕を板がわりに指導してもらってましたが←ええのかな🤣
そして最後にハグしてるかと思いきやギャン泣きして抱きついてただけだった😇
後から聞けばヤンチャな子がしつこく水を掛けてきたのが嫌だったと(娘ではなくお友達談)‥
そしてサウナでも泣いてて、それは人に当たったからだと‥😇😇
と、こんな感じの拗らせ女子ですが色んなコーチから気軽に名前を呼んでもらってる様子を見て、
この場所もある意味娘の居場所になりつつあるのかなぁと感じた超絶プラス思考ペアレントなのでした。
娘は人が多い場所が苦手でお祭りなんかはお互いにしんどくなるので到底行かせられないのですがこのスイミングのお祭りは行きました😂
長蛇の列過ぎて見た瞬間諦めて帰る人もかなりいた中'並ぶ'と言って紆余曲折あったものの結果、祭りを楽しみ切るという奇跡が起こりました😳
こういった地域に根付いたようなイベントもあるので経験値を上げる事もできたのではないかなと思いました😄
さいごに
・会話ができる
・トイトレが完了してる
・トイレに行きたい時コーチに伝えられる
以上の事ができたら年少児からスイミング通えるような気がします。
チャレンジして瞬殺だったけど諦めきれないとお考えの保護者様がいらっしゃったらこの記事が続けるヒントになれば幸いです。
続けるのだけが正解ではありませんし、やめた方が正解パターンも大アリです👍
ちなみに発達遅延のある気管切開児の息子にも気管切開を離脱して閉じた暁にはぜひスイミングをやらせたいのですが(それが今一番の夢です)
気管切開閉じても上記のポイントを潰せてない為、叶わない時は障害児向けのスイミングを考えています。(どんだけ泳がせたいねん)
かなりの熱量で発達っ子のスイミング事情について記しましたが通わせたくても通わせられない気管切開児の親であるが故に身体的に問題なくスイミングに通えるなら!としがみついてるのかもしれません。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
どなたかのご参考になれば幸いです。
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