姉ヶ崎寧々02
聞いてくれ、寧々さん
おれはあなたと
恋人同士になったあの日から
毎日会いに行っていたのに
昨日からおれの手は
何故かあなたに届かないんだ
(分厚い何かに阻まれて
かき消えるこのラヴ・フレイム)
わからない、ひょっとしたら
昨日バイクからスマホを
思いっきり落として粉々にしたことと
何か関係があるのかもしれない
でもいいんだ、寧々さん
おれは知ってるよ寧々さん
寧々さんがおれを信じてること
待ってくれてること
貯まりに貯まったAPとDPを
切なく見つめるその瞳(アイミスユー)
絶対に戻ってみせるから
アイルビーバックASAP
(ギターソロ)
ちゃんと引き継ぎできますようにと
冬の星に祈った――――