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男子バスケットボールアメリカ代表がいよいよ初戦へ

日本時間7月29日午前0時15分、アメリカ代表がセルビア戦に臨みます。
オリンピック前のエキシビジョンマッチは5戦全勝!この勢いのまま本番も勝ち進んでもらいたいです。ここまで、エキシビジョンマッチ全試合でスターティングファイブに名を連ねた3選手を簡単に紹介します。


レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)

レブロン・ジェームズは、NBA史上初の40,000得点を達成するなど、39歳となった現在でも高いパフォーマンスを維持しています。2023-24シーズンは3ポイント成功率41.6%でキャリアハイを記録。
20年連続でNBAオールスターに選出、4度のNBAチャンピオン獲得、4度のNBA最優秀選手賞(MVP)受賞など、数々の輝かしい成績からNBA史上最高選手の1人と称され、NBAの顔として活躍し続けています。
オリンピックでは通算273得点を記録し、2008年北京と2012年ロンドンで2度金メダルを獲得しています。

ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)

ジョエル・エンビードは、身体能力とスキルを兼ね備えたビッグマンで、オフェンスではパワープレーやユーロステップを駆使し、ディフェンスではインサイドを守る要としてチームに貢献しています。
2021年と2022年に得点王、2023年NBA最優秀選手賞(MVP)を受賞。2021年から2024年までの4年間連続でNBAオールスターに選出。2023年にはチームをNBAファイナルに導くなどチームとって欠かせない選手として活躍を見せました。
2024年シーズンは、​​平均得点: 33.0得点、平均リバウンド: 10.8リバウンド、平均アシスト: 5.7アシストを記録。オリンピックでも攻守で活躍が期待されています。

ステフィン・カリー (ゴールデンステート・ウォリアーズ)

ステフィン・カリーは、ポイントガードとしてプレーし、特に3ポイントシュートの名手としてNBAの歴史に名を刻んでいます。
カリーは、NBAキャリア通算で3,390本の3ポイントシュートを成功させ、2位のレイ・アレン(2,973本)を大きく引き離す歴代1位の3ポイントシュート成功数を記録。また、1シーズンの3ポイントシュート成功数でも、2015-2016シーズンの402本という驚異的な記録を樹立。さらに、3ポイントシュート成功率はキャリアを通して42.8%(NBA2023-24シーズン平均は36.7%)と非常に高く、高確率で3ポイントシュートをさせる能力は、NBAの歴史を変えたと評されるほどです。
2024年2月には、NBA史上初となる「4試合連続で7本以上の3ポイントを成功」という新記録も達成しました。
カリーは4度のNBAチャンピオンシップを獲得し、5年連続でNBAオールスターゲームに選出されるなど、人気と実績ともに十分な選手です。2018年にはウェスタン・カンファレンス最多得票を獲得し、チームキャプテンを務めた経験もあります。
2022-23シーズンには、フィールドゴール成功率46.5%、3ポイントシュート成功率42.3%、フリースロー成功率93.0%と卓越したシューティング能力でNBA史上最高のシューターの一人として活躍しています。
オリンピック初出場となるカリーは、相手を平均86.2得点に抑え込んだディフェンスをエキシビジョンマッチの勝因として挙げて、「僕らがディフェンスで相手を封じ込めれば、誰もこのチームを倒せやしない。この2試合はディフェンスで挽回してきたんだ。抜け目のない堅実なバスケットボールという自分たちのプランを遂行するだけさ。」とコメントしていました。しかし、「オフェンス面で言えば、僕らはまだベストなゲームができていない。」とコメント。このコメントからアメリカ代表チームが、まだ本来の姿ではないと見ることができます。

アメリカ代表がさらに強さを発揮することになる可能性もある!?

ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)の復帰がオフェンス面で強さを発揮することになる!!
ケビン・デュラントは、ロンドン、リオ、東京と3大会連続でオリンピックに参加し、金メダル獲得。2021年の東京オリンピックでは、大会MVPにも選ばれました。東京オリンピック終了時点でアメリカ男子バスケットボール選手としてオリンピックで歴代最多の435得点を記録。
NBAでも過去に4度得点王に輝いた​​実績をもち、2023-24シーズン終了時点で通算得点が28,924点(NBA歴代得点ランキングで10位)に達したNBA屈指のスコアラー。そのデュラントが、スターティングファイブで起用されると、アメリカ代表の得点力が爆発する可能性があります。
レブロンやカリーとともにプレーする姿を期待されていましたが、ふくらはぎの肉離れにより、エキシビションマッチ5試合をすべてで欠場。本番に間に合うように調整し、出場できるのか?

まとめ

エキシビジョンマッチでは、105得点が最多だったオフェンスが、爆発的な得点力を発揮することが連覇には欠かせないと思います。デュラントが復帰し、本来の姿で活躍できれば得点力の爆発を期待できそうです。
カリーがアウトサイド、エンビードがインサイド、レブロンはどこからでも得点できるオフェンス陣は、間違えなく強力でしょう。
オフェンス面に目がいきがちですが、カリーのコメントにもあるように、デイフェンス面でも相手を封じ込めるプレーにも注目したいです。
攻守で相手を圧倒するアメリカ代表のこれからの戦いぶりが楽しみです✨


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