京都旅行にいくならvol.⑦12月25日
こんにちは。
勝手にシリーズ化した「◯月△日に京都旅行にいくなら」の第7弾※です。
楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃったら嬉しいです☺️
※以前の投稿は、以下からご覧いただけますので、良かったら、ぜひ!
https://note.com/usa_kuma/m/m11120a7bd26d
1.今回はいつ?
今回は、12月25日です。年末も差し迫ったこの日、あなたが京都に行くことになったとしたら、どちらに行かれますか?
2.12月25日の行事
6月から始めた○月△日に京都に行くならシリーズ、今回で7回目の12月Verです。この後、5月まで書いたら、「毎月▲日」という記事も2つ書きたいと思っていまして、今回の記事は、それに似ているのですが、ただ、毎月▲日ではなく、こちらだけは、12月をおススメしたいので、選びました。
12月25日に私が行かれることをおススメするのは、北野天満宮です!
毎月25日、北野天満宮では、こちらで祀られている菅原道真公の誕生日である6月25日とお亡くなりになった2月25日に由来し、「天神さんの日」で知られる縁日が開かれています。参道には露天商が所狭しと立ち並びます。日没からは、境内のライトアップも行われ、石燈籠と釣燈籠にあかりが灯されると、社殿が美しく浮かび上がり、昼とは違った幻想的な雰囲気の中で拝観できます。
そんな「天神さんの日」でも、12月は「終い天神」と呼ばれ、師走の恒例風物詩として多くの参拝者で賑わいます。参道の露店の数も例月以上に多く、「葉ボタン」・「〆飾り」・「荒巻き鮭」などの正月縁起物のお店も並びます。また、境内の御社頭では正月用の祝箸やお屠蘇等などの授与【有料】も行われています。正月の縁起物を、こちらで事前に仕入れ、新しい年を迎えた際に使うと、なんだか新しい一年を気持ちよく迎えられそうな気がしませんか?
3.大福梅
江戸時代中期まで使われていた『宣明暦』では、12月13日は婚礼以外は万事に大吉とされる「鬼宿日(きしゅくにち)」にあたることから、年神様を迎える準備を始めるのにふさわしい日とされ、「正月事始め」として定着していきました。
正月準備を始める12月13日の「事始め」から「終い天神」(※)までの期間、北野天満宮の境内で採集した梅を6月10日前後に土用干しされて、作られた「大福梅」が御社頭で授与【有料】されています。
(※)なくなり次第終了です。なので、「終い天神」の日にはなくなっている可能性もあるので、ご注意ください。
「大福梅」は、元旦の朝に一年の無病息災を祈る祝膳の初茶。白湯かお茶に入れていただきます。
その起源は、平安時代に疫病が流行し「天皇御脳にかかり給いしがこの茶を服し給えば御脳たち所に平癒す。これより王服おおふくと称して毎年元旦にこの茶を服し給い、萬民これを倣い年中の疫病邪気を除き長寿幸福を得るなり。」と伝えられたことから、のちに縁起のよい「大福」の字があてられたそうです。(北野天満宮HPより)
ちなみに今までご紹介した祝箸、お屠蘇、大福梅も入った縁起物詰合せ袋「ことはじめセット」(大福梅1袋、祝箸5膳、守護縄1つ、屠蘇1袋、清め塩1袋)というものも売られていて、つい、買ってしまいます。商売上手です(笑)また、知人、友人への京都土産にこちらを買って差し上げたこともあるのですが、とても喜ばれました。定番のお菓子やお漬物以外にも、こんなお土産、たまにはいかがでしょうか?
4.一緒に訪れるべきおススメスポット
「大福梅」が12/25にも残っていることを願って、12/25に京都に行くことに決めた場合、私なら、北野天満宮には朝晩2回訪れます。
まずは「ことはじめセット」が買える9時を目指して朝に行き、ライトアップと出店を楽しむために日没後に改めて向かいます。(日没後、遅くなりすぎると、出店がどんどん閉まってしまうので、早めがおススメです。)
そんなプランに乗ってくださる方向けに、ここでは北野天満宮訪問前後で訪れるべきおススメスポットを書いていきたいと思います。
①モーニング
京都は本当に魅力的な喫茶店が多いので、せっかく朝から動くなら、まずは喫茶店モーニング🍞☕️はいかがでしょう?甲乙つけがたいので、2店舗ご紹介させてください。
●きぬカフェ
こちらは8時からオープンしています。北野天満宮東門前にある喫茶店です。
こちらのモーニングは、トースト、ゆで玉子、ヨーグルト、サラダ、フルーツ、ドリンクが付いてきます。ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースから選べます。
何というかサラダにしても、フルーツにしても、手が込んでいて、しかも少量多品目というのが本当にうれしい!朝から幸せな気持ちになれます。
●食堂とカフェ Pinnata(ピナータ)
北野天満宮前の交差点を御前通に沿って南側に進み、一つ目の角の左折、一条通りを東に行ったところにある白い建物の2階にあります。Googleマップによると、徒歩5分です。
こちらもオープンは8時です。なお、火曜日、水曜日は定休日です。(2024年の12/25は水曜日なので、ご注意ください⚠️)
こちらのモーニングは種類も豊富で、トーストセットの他にも、オムレツ・サラダセットや、ベーコンエッグセット、サンドイッチセットもあります。
この中でも私が特にときめいてしまうのが、オムレツ・サラダセットです。ふわふわとろとろのオムレツにトマトソース、ガーリックオニオンが載せられています。こちらも一口食べれば、幸せな気持ちになれますよ!
ちなみにこちら、ランチも大人気なので、モーニングだけでなく、ランチ利用も、場合によっては早めの晩ごはんとしても(営業は20時まで)おススメです。
②バス1停留所分だけ歩こう
美味しいモーニングを食べ、北野天満宮でお詣りをし、お目当ての「ことはじめセット」をゲットしたみなさまが帰路につくあたりから出店が活気付いているのではないかと思います。正月飾りを売っているお店も覗いてみたり。
お帰りの市バスに最寄りの「北野天満宮前」から乗ろうとしても、この日は、「終い天神」の日、混みすぎていて、1回では乗れないかもしれません。
そこでおススメなのが、「市バス1停留所分」歩くことです。
●がま口・口金のまつひろ商店
まずは、東に1停留所行った「上七軒」方面に5分ほど歩いたところにある「がま口・口金のまつひろ商店 上七軒店は、朝の11時から開いています。
その時々でがま口👛に使われる布生地が変わるので、行った時にしか出会えない布生地を使ったがま口財布やバッグなどとの出会いをお楽しみください。
●上七軒 あだち
同じく上七軒方面に数分歩いたところにあります。こちらは10時からオープンしております。西陣の伝統的な織物「つづれ織り」に刺繍を施した、はんなりと花街に似合う和小物を扱うお店です。お財布や、スマホを入れるチェーンバッグ、ICカード入れや、ふくさなど心踊る小物で溢れております✨
●平野神社
北野天満宮から歩いて数分のところにある平野神社は、60種類・約400本が植えられた桜の名所として有名な神社ですが、桜の咲かない時期でも訪れる価値があるので、ご紹介します。
平野神社の拝殿のそばには御神木の大きなクスノキがそびえており、その前には磁気を帯びる「すえひろがね」と呼ばれる日本最大級の餅鉄(ベいてつ)、重さ約200キロの磁気を帯びた磁鉄鉱石、巨大な霊石が置かれています。「すえひろがね」には邪気を吸い取る神が宿っているといわれ、撫でてからクスノキの巨木を右回りに回って生命力・活力を授けていただきます。また、授与所で「授かる守(磁石入り)」を戴いて【有料】、霊石に願い事をしながらくっつけること暫し、すると石の霊力がお守りに憑依すると言われており、それを持ち帰ります。是非お試しあれ。
ご紹介したスポットも一緒に巡って頂けると、最寄りの市バスの停留所が「北野天満宮前」から、「上七軒」または「衣笠校前」に変わっていますので、そこから新たな観光スポットへと向かわれてくださいませ。
こちらからですと、妙心寺、金閣寺、龍安寺が割と近くにありますので、ご一緒にいかがでしょうか?ちなみに、もし行かれた際に、朝から雪空☃️という奇跡に出会われた際には、出来れば朝一番には、金閣寺に行かれてください!(12/25は難しい気がするけれど)
雪の金閣寺は、別格です。地元のタクシーの運転手さん(それぞれ違う人)から、何度言われたことか。お心に留めておいていただけたら、幸いです。
5.まとめ
今回は、12月に京都旅行をされる場合には、25日に北野天満宮に行かれることをおススメいたしました。
これを読んで、12月に、「そうだ 京都、行こう。」と思ってくださる方がいらっしゃったら嬉しいです。
そして毎週土曜日に投稿したいと書いているのに、ほぼ月1での更新となってしまい本当に申し訳ございません🙇♀️そんな中でも継続して読んでくださっている方、本当にありがとうございます。
今回もどこかのどなたかに「そうだったんだ!」と思ってもらえる内容が含まれていて、これまたその中の一部の方が実際に足を運びたいと思って下さるようなお話になっていると嬉しいです。
では!