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アメリカ移住の足がかり!アメリカ就活のポイント
アメリカ移住、アメリカ生活を実現するためには、やはり稼がなければいけません。もちろん、合法的にアメリカの就労ビザを取得して就労をしなければいけません。
アメリカで就労するために、どのような手順を踏めばいいのか、方法別に解説します。
夢のアメリカ移住に向けて、アメリカ就活の準備を始めましょう!
1. OPTでの就職
アメリカ国内の四年制大学、短大(Community College)を卒業すると、1年間有効のOPTビザが取得できます(厳密には、アメリカのSEVP認定校でフルタイムで1年以上履修した場合)。
OPTビザで働けるのは、履修した学位に関する職種でなければいけません。OPTビザ申請の際に、履修した学位の申告と働き先の企業の職種を申告するので、履修した学位に則した職業である必要があります。
企業によっては、その後の就労ビザ取得をする際、特にH-1Bビザを申請するのに、ここでも履修学位が重要になってきますので、ここが異なると採用を見送られる場合もあります。
次の就職に繋げるためには、OPTで就職する先は、取得した学位に則した業種、職種の会社であることを選定することが重要になります。
もちろん、ビザスポンサーしてもらうために、OPTビザで働ける期間(1年間)で実績を残し、交渉する必要があります。
※ 2024年度まで、STEM(理工系)の学位取得者は、OPTの期限が2年延長(最大3年間)でしたが、2025年にトランプ政権に変わってからは、このSTEM優先の延長施策は廃止となる見込みです。
OPTビザを申請は、卒業前90日〜卒業後60日以内に行う必要があります。
履修した学位に則した就職先を探す。
学校の国際課(DSO)に申請し、OPT推薦付きのI-20を発行してもらう。
USCIS(移民局)に、申請書Form I-765を申請料$410と、必要書類を揃えてオンラインで提出。
申請から1ヶ月半〜3ヶ月後にEADカード(Employment Authorization Document:労働許可証)が届く。※ EADカードが届くまで就労は不可。
OPT開始
という流れになります。
2. H-1Bビザ(専門職ビザ)での就職
H-1Bビザは、一番一般的なアメリカの就労ビザになります。
H-1Bビザは、毎年85,000件の発給枠が決められており、2024年度までは、STEM(理工系)の学位を取得した方が優先で、まずは65,000件の枠で抽選が行われ、その抽選に漏れた場合、次の修士号枠20,000件で抽選が行われますが、基本、STEM系学位が優先となります。
ただし、2025年度トランプ政権に移行後、このSTEM優遇と抽選が廃止され、どの学位であっても、その就職する会社での給与、年収ベースでの申請に変更になる可能性があります。
※ 年収は明らかになっていませんが、最低年収6万ドル〜12万ドルとされているので、エントリーレベルでの就職は厳しくなると予想されます。結局は、STEM系の企業、金融系、医療系の企業への就職がメインになってくると思われます。
3. JOB SEARCHを活用
アメリカでは、新卒採用という慣習がないため、常に何かしらの求人(Job Opening)があります。
これらのJob Openingの検索サイトに登録をして検索だけでなく、企業からのカウンターオファーを待つのも一つの方法です。
アメリカでビジネス系(就活用)のSNSとして多くの人が利用しているのが、Linked Inです。
Linked Inに登録をして、自分の履歴書(名前や職歴など)をアップして、且つ、希望の職種やポジションなどを登録します。
そうすることでOpening情報があった場合にはお知らせが、希望したOpeningを出している企業などから直接連絡が入ったりします。
ビザスポンサーあり、なしに関係なく、何が起こるか分かりませんので、登録しておくことがアメリカ就職のチャンスに繋がります。
その他の求人サイト
Indeed
Monster Job
ZipRecruiter
これらサイトにも登録しておきましょう。
4. JOB FAIRに参加
年に数回、アメリカ国内において、様々な業種のJob Fair(求人フェア)が開催されます。
中でも、アメリカに留学している人、留学経験のある人向けに、毎年11月に最大のJob Fair「ボストンキャリアフォーラム」が開催されます。
基本は、英語や海外経験のある留学生、留学経験者を日本の会社に採用するのが目的ですが、中には逆にアメリカ支社への駐在や、その会社のアメリカ進出の先頭に立つ人材を探していることもあるので、積極的に参加して、いろいろな企業のブースを回りましょう。
同じ主催者でボストンだけでなく、ロサンゼルスなどでも開催されるので、こうしたJob Fairを見逃さず参加することが重要です。
また、日本人向けだけでなく、アメリカ人向けのJob Fairなども開催されているので、そうしたものにも参加してみましょう。最初からビザスポンサーしてもらえないと諦めるのではなく、スポンサーしてもらえるほどの技術や知識、経験があることをアピールできれば、不可能ではないので、自らチャンスを潰さずチャレンジすることが大切です。
ロサンゼルスでは、ロサンゼルス周辺のプロスポーツチーム(ドジャースやエンジェルス、レイカーズなどなど)やスポーツエンターテイメントビジネスの会社などが行うJob Fairが開催されているので、日本人である強みを活かしたアピールすることもありです
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5. ボストンキャリアフォーラム
毎年秋にボストンで開催される留学生、留学経験者、英語ができる人向けの日系最大の求人フェアです。
【参加条件】
日本国外の大学の学士号またはそれ以上(修士号、博士号)の学位の取得、または取得予定。
留学経験があり、日本の大学の学士号以上の学位を取得また取得予定。
留学経験があり、職務経験者や海外での職務経験がある。
毎年10月頃から事前にオンラインエントリーが始まるので出遅れないように。
6. 現地の転職エージェントに相談
アメリカ現地に、日本人の転職をアドバイスしてくれる転職エージェントがいます。
ビザの取得の確約はないのですが、転職をするための方法や手順などを教えてもらえます。
アメリカで転職するために何が必要なのか、どうすればいいのかなどの相談をするようにしましょう。
7. 自分で会社を設立する(起業する)
アメリカの会社に就職、ビザスポンサーを得るまでの道のりは時間もかかり、また大学の学位も必要となるとかなりハードルが高いものになってきています。
そこで、もしある程度の資金があれば、自分で起業、会社設立をして投資家ビザ(E-2ビザ)を取得する道もあります。
ちなみに、OPTビザを取得した学生であっても、自分の会社を設立することも可能です。もちろん、自分の会社で稼ぐ(就労所得を得る)のは1年間のみになりますが、その間に抽選永住権を狙ったり、資金を準備して、E-2ビザ取得を狙うということもあります。
また、自分の会社で実績を積んでいくことで、自分の会社で自分の永住権サポートの可能性も出てきます。
まとめ
アメリカで働くための方法として、
OPTビザで就職(1年間)※ STEM学位の場合は3年間
Job Searchに登録・検索
Job Fair(求人フェア)に参加
ボストンキャリアフォーラムに参加する
転職エージェントに相談する
自分の会社を設立して起業する(E-2ビザ)
アメリカで仕事を得るためには、情報収集と実際に現地に足を運ぶなど積極的な行動が必要です!
夢の実現のために行動を起こしましょう!
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