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行動できない…欲しいのは、あとちょっとの勇気

ここ数日、キャリア相談のお仕事で担当させていただいているクライアントさんたちが、悩みフェーズから行動フェーズに立て続けに移っています。

そんな方たちを見ていて、悩みから抜け出して行動していくときのある共通点を見つけたので、今日はその話をしたいと思います。

行動に移るのは「こころが決まった」とき

悩みフェーズの間は、自己理解(強み探しや価値観の明確化など)のお手伝いをしたりして、自分の核と輪郭を明確にしていきます。そして、こっちにいこう!が決まったら、自走できるところまで、伴走してサポートします。

数回のキャリア相談で、自己理解がすすんで「自分はこっちに行こう!」がみえてくる人もいれば、自己理解はすすんだけど「でも、やっぱりどうしよう…」となる人も多いです。

そして、今日のお話は後者タイプの方々について。

自己理解が進んで、自分の「すき」や「得意・不得意」「価値観」が分かってきた。でも、行動に移れない、最初の一歩が踏み出せない…

そんな方が行動フェーズに進むとき。それは、問題が解決したり、なにか環境が変わったりしたときではなく(そういうときもありますが)、自分のなかで「そろそろやるか~!」と気持ちが固まったときだったりします。

行動できないひとは、過去うまくいかなかった体験があったり、不安な気持ちが拭えなかったりして、「こうしよう」と気持ちを決めきれないことが多いです。

でも、さんざん悩んで、何が心配なのか不安なのかをたくさんたーくさん吐き出していくうちに、自分で「もう、悩むのはいいかな」「いっちょ、行動してみるか」と思えてくるようです(笑)

ほしいのは、あとちょっとの勇気

そういう方たちに必要なのは、あと少し、一歩踏み出すための自分の納得感だったり、誰かからの「いけるよ、やってみようよ」っていう後押しだったりするのかな、なんて思ったりします。

納得感をもつ手段として、自己理解を使う。沢山の不安を吐き出して、受け止めてもらって、気持ちを固めていく。固まった気持ちが揺らがないうちに「やってみよう」と後押ししてもらって、一歩を踏み出す。

人によって不要な部分や、一連のプロセスのどこに重点がおかれるのかが変わってくるので、そこを出来るだけ見極めてお手伝いするべく奮闘しています。(が、ここがまだまだ難しい…)

でも、だいたいは一緒になってここかな?こっちかな?とやっているうちに、皆さんご自身でみつけて進んでいかれるので、必要なのはほんとに、「あとちょっとの勇気」なんだろうなと思うわけです。

だから、行動できないときはぜひ、自分はこのプロセスのなかで、あとなにがあったら進めそうか?を考えてみてください。

そして、もし「あとちょっとの勇気」がほしいときは、友達でも恋人でもパートナーでも、ぜひ信頼できる他者に頼ってみることも選択肢にいれてみてください^^

いつもひとりで頑張りがちな、あなたへ届きますように。

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