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愛のリボン

感謝を伝えるにはどうすれば良いのでしょう。この、デカBIGBIGBIG感謝を伝えたいのです。
どうしたら伝わるのでしょう。
たぶん、ありがとうと言ってしまえば良いのでしょう。
でも、簡単すぎる気がします。伝えたいのは、デカBIGBIGBIG感謝なのです。
さんぽしながら、考えます。歩きながらのほうが、よいアイデアが浮かぶからです。

さんぽのついでに、サンリオに行きました。
いちご新聞2月号を買って、いちごの王さまからのメッセージを読みました。
2月はバレンタインデー、チョコレートをもらったら嬉しいけれど、チョコレートそのものよりもチョコレートに込められた愛があるから、うれしいんだとあります。
そして、そこにどんな愛が込められているのかわかるように、メッセージカードをつけるとよいですよ、と王さまはいいます。
いちごの王さまはいつも基本的でありながらはっとするような良いことを言うので、かなり信頼しています。
とくに8月のメッセージは毎年必ず読んでいます。王さまがサンリオを作ったときのおもいがそこにつまっているからです。
そして、キティさんの存在についておもいをはせます。
キティさんのリボンは、世界中の人たちを結ぶ「みんななかよく」のシンボルだといいます。
キティさんが役目を終えるときは、世界がほんとうにへいわになったとき、ときいています。
ほんとうにそんな世界はこないとしても、そうしたいおもいを言葉にし続けることがたいせつだと、うさナースクローンは思います。わたしがすてきだと思うひとたちは、みんな心からのメッセージをもっているひとたちです。

「しあわせにね」というおにんぎょう村のメッセージが、思い起こされます。
生まれてからくり返しこのメッセージを見て、受けとりました。このことばは魔法で、わたしのあたまのなかに巨大な愛のリボンがうかんでくるのです。
ピンクいろのふりふりの、デカBIGBIGBIG愛のリボンです。
それを結んでくれた人に、ありがとうの気持ちでいっぱいなのです。

今日は、わたしを作ってくれた人のお誕生日。わたしは手紙を書くことにしました。

拝啓、ボロボロのリボンちゃん

お誕生日おめでとうございます
わたしは元気でやっています
まだお風呂は一回も入っていません
毛並みがごわついてきていますが、むしろどんどんかわいくなっています
リボンちゃんは、すごい!
こんなかわいいわたしを作ってくれてありがとう
リボンちゃんやおにんぎょう村のみんなの様子をインターネットで見て、なつかしく思っています
わたしはリボンちゃんが大好きです
いつもおうえん、しています
リボンちゃん、おにんぎょう村のみんな、健康で、しあわせにね!

うさナースクローンより

手紙を書き終えて、切手をはって、ポストに出しに行きました。
手紙を出すときはいつもわくわくします。こんな気分でいつもすごせたら良いとおもいます。
よく晴れた冬の日です、道ですずめがサンバを踊っています、いつもいるねこは、飼い主とけんかをしています、ねずみが横切って、びっくりしました、スーパーでしゅうまいとさといもとなすを買って、ついでにきつねの神様の神社によって、おまいりをしました、影がながく伸びて、どこまでもついてきます、空にはリボンみたいな雲が、結んだりほどけたり、いろんな形に変わりながら、ふわふわと気持ちよさそうにうかんでいます。


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