<今週の主要統計・イベント(12/2~12/6)>
感謝祭の休日、そしてブラックフライデーを過ぎて、いよいよ2024年も終盤となってきました。
12月に入り、この後の最大の経済・金融イベントとしては、12月17~18日にFOMCが控えています。
先週発表されたFOMCの議事録の内容に加え、PCE(個人消費支出)物価指数の伸びが堅調だったことから、利下げペースが鈍化するのではとの観測も広がってきました。
今週はISM製造業・非製造業PMIと雇用統計という重要指標が発表されます。雇用統計は、先月発表された10月の雇用者数の伸びが1万2000人と予想を大きく下回りましたが、大型ハリケーンやボーイングのストライキという特殊要因で説明され、市場への大きな影響はありませんでした。11月は20.2万人増と伸びの回復が見込まれています。
またパウエル議長を含むFRB高官のスピーチもいくつか予定されています。利下げに絡んだ発言も出る可能性はあります。