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昨日のNY株式市場概況(2024年11月19日)

S&P500:5,916.98(+0.40%)
ダウ30:43,268.94(▲0.28%)
Nasdaq:18,987.47(+1.04%)

米国が長距離ミサイルの使用を許可しウクライナがロシア領を攻撃、ロシアが核兵器使用の敷居を下げる核戦略ドクトリンを改定したことから、ロシア・ウクライナの緊張が高まるとして下げて始まりました。
ただ、露ラブロフ外相が核戦争を防ぐためあらゆる手段をとると発言したことが報じられ、徐々に落ち着きを取り戻しました。

20日に決算発表を行うエヌビディア(NVDA)が、決算への期待から+4.9%と急伸しました。これに他のメガキャップも追随したことから、指数を押し上げる格好になりました。ただ、強弱はまちまちで、金融や通信は総じて軟調でした。

好決算を発表し、年間の見通しを引き上げたウォルマート(WMT)が+3.0%と上昇した一方、収益は予想を上回ったものの年間の見通しが弱く期待外れだったホームセンターのロウズ・コーポレーション(LOW)は▲4.6%と大きく下落しました。

新たに監査法人を選任し、コンプライアンス計画書を提出したスーパー・マイクロ・コンピュータ(SMCI)は+31.2%と急騰しました。
米政権移行チームが、納税者が無料で税申告を行えるアプリ開発の議論を行ったとの報道を受け、ソフトウェア開発のインテュイット(INTU)が▲5.1%の大幅安となりました。

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