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<今週の米国主要統計・イベント(2/3~2/7)>
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1月29日のFOMCでは、政策金利が据え置きとなりました。FRBのパウエル議長は会合後の会見で、雇用市場は堅調、インフレはやや高めであると述べたほか、トランプ政権の政策(とくに関税、移民、財政政策、規制政策)について、不確実性に対する影響を慎重に見極めていくことに言及しました。
その後、31日には、トランプ政権はカナダとメキシコに対し25%、中国に対し10%の関税を実施すると発表しています。
今週は、4日のJOLTS求人数、5日のADP雇用者数、そして7日の雇用統計と雇用関連の指標の発表が相次ぎます。
雇用統計では、先月発表された12月の非農業部門雇用者数の伸びが予想を大きく上回りましたが、1月は鈍化するとみられています。
2024年10~12月期の決算発表はピークを迎えています。
先週はテスラやメタ、マイクロソフト、アップル(AAPL)といったメガキャップが相次いで決算を発表しました。今週はアマゾンやアルファベットのほか、AMDやクアルコムなど半導体大手が決算を発表します。
決算内容で株価は大きく明暗が分かれますので、注視していく必要があります。