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<今週の主要統計・イベント(11/18~11/22)>
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トランプ次期大統領と政権移行チームが着々と新政権に向けた人事等を進めています。選考の最優先事項が大統領への忠誠度という指摘もあるなかで、一部の人事に関しては身内の共和党からも異論が出るなど、やはりすんなりとはいかないようです。
先々週のFOMCでは、大方の予想通り、政策金利が0.25%引き下げられました。その後、先週発表された指標では、景気が堅調であること、そしてインフレ圧力が根強いことが再確認される結果となりました。
こうした結果も受けて、先週の講演でFRBのパウエル議長は「米経済は利下げを急ぐ必要があるというシグナルは送っていない」と発言、12月FOMCでの利下げが見送られるのではとの観測が高まり、株価は大きく反落しています。FedWatch Tool によると、12月FOMCで金利据え置きとの見方は、1カ月と比べ12ポイントも上昇しています。
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今週は大きな指標の発表はありませんが、21日の新規失業保険申請件数や、22日のPMI(購買担当者景気指数)で足元の景気動向を探る動きとなりそうです。雇用や景気の底堅さが確認されれば、追加の利下げに対する慎重姿勢はより強まりそうです。
決算発表は、7~9月期から8~10月期へと移ってきます。
今週は19日にウォルマート(WMT)、20日にエヌビディア(NVDA)が決算を発表します。今週は、市場の注目はコチラに注がれます。