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昨日のNY株式市場概況(2024年11月11日)

S&P500:6,001.35(+0.10%)
ダウ30:44,293.13(+0.69%)
Nasdaq:19,298.76(+0.06%)

週が明けても、減税や規制緩和など政策による影響を期待するトランプ・トレードの勢いは続いていて、買い意欲は高く3指数ともに最高値を更新しました。S&P500指数は終値ベースで初めて6000の大台を突破しました。

規制緩和の期待の高い金融や、景気への期待から重工が好調だった一方、メガキャップや不動産は軟調でした。米商務省が台湾半導体(TSM)に対し中国へのAIチップの出荷停止を命じたとの報道を受け、半導体株は急落しました。

イーロン・マスクCEOとトランプ氏との親密な関係を背景に自動運転などで恩恵を受けるとの期待が高いテスラ(TSLA)は、アナリストが目標株価を引き上げたこともあり+9.0%と大幅続伸しました。

統合失調症治療薬「エムラクリジン」の臨床試験で期待した結果が得られなかったことからアッヴィ(ABBV)が▲12.6%と急落しました。これを受け、同じく統合失調症治療薬「コベンフィ」を展開するブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)は+10.5%と急伸しました。

エヌビディア(NVDA)の次世代AIチップでモノリシック・パワー・システムズ(MPWR)の電圧調整モジュールの使用を中止・削減する可能性が指摘されたことから、MPWRは▲15.0%と急落しました。

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