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昨日のNY株式市場概況(2024年8月1日)

S&P500:5,446.68(▲1.37%)
ダウ30:40,347.97(▲1.21%)
Nasdaq:17,194.14(▲2.30%)

新規失業保険申請件数が24万9000件と予想(23万6000件)を上回り、約1年ぶりの高水準となりました。また、ISM製造業PMIが46.8と予想(48.8)を大きく下回りました。

昨日のFOMCでインフレ状況から雇用情勢へ注視ポイントの軸足を移すことが示されたこともあり、両指標の発表によって雇用の緩和や景気減速がより意識される結果となりました。景気への懸念が高まったことから、半導体が大幅安となり、金融や重工、エネルギーも下落しました。一方で医薬品や食品、不動産、公益といったディフェンシブ銘柄は上昇しています。

予想を上回る好決算を発表したメタ・プラットフォームズ(META)が+4.8%と大きく上昇しました。
4~6月期決算や7~9月期の見通しは堅調としながらも10~12月期に減速する可能性を示唆したクアルコム(QCOM)は全体の地合いの悪さと相まって▲9.4%と急落しました。
年間の売上高見通しを下方修正したワクチン製造のモデルナは▲21.0%と急落しました。

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