
<今週の主要統計・イベント(1/13~1/17)>

先週は雇用関連指標の発表が相次ぎました。
10日(金)に発表された雇用統計・非農業部門雇用者数が予想を大きく上回る増加を見せるなど、足元の労働環境は堅調さを示しています。
もっとも、これがインフレ圧力の押し上げにつながるとの見方から、金利が上昇・高止まりし、株価にはマイナスの影響となっています。
今週は、そんなインフレ状況を確認する週となりそうです。
14日(火)に生産者物価指数(PPI)、15日に消費者物価指数(CPI)が発表されます。とくにCPIは、前年同月比の伸びが11月の+2.7%から、12月は+2.9%と高くなる予想で、結果次第では今後の利下げのシナリオに大きく影響する可能性もあります。
いよいよ、2024年10~12月期(多くの企業では2024年通期も)の決算発表が始まります。今週は大手金融機関の発表が相次ぎます。
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