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昨日のNY株式市場概況(2025年1月27日)
S&P500:6,012.28(▲1.46%)
ダウ30:44,713.58(+0.65%)
Nasdaq:19,341.83(▲3.07%)
中国のAI新興企業ディープシーク(DeepSeek)が低コストAIモデルを開発し、AppStoreでのダウンロード数がトップとなるなど注目が集まり、AIへの巨額投資への不安や、AIでの米国の優位が揺らぐとの懸念が広がりました。
これを受け、エヌビディア(NVDA)が▲17.0%、ブロードコム(AVGO)が▲17.4%、AIインフラ開発計画を発表したばかりのオラクル(ORCL)が▲13.4%、ネットワーク機器のアリスタ・ネットワークス(ANET)が▲22.4%、AIデータセンターへの電力供給期待が高まっていた原子力発電のヴィストラ(VST)が▲28.3%、コンステレーション・エナジー(CEG)が▲20.9%など関連株が軒並み急落しました。
ITのなかでも、アップル(AAPL)は+3.2%、セールスフォース(CRM)は+4.0%と強弱まちまちでした。また、小売やヘルスケア、保険は大幅高となるなど明暗がはっきり分かれました。
決算発表銘柄では、予想を上回る収益を発表したAT&T(T)が+6.3%と大きく上昇しました。
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