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昨日のNY株式市場概況(2024年4月10日)

S&P500:5,160.64(▲0.95%)
ダウ30:38,461.51(▲1.09%)
Nasdaq:16,170.36(▲0.84%)

3月のCPI(消費者物価指数)は総合指数が前年同月比+3.5%、食料品とエネルギーを除いたコア指数が同+3.8%といずれも予想(総合指数+3.4%、コア指数+3.7%)を上回りました。これを受け、年内3回・6月開始としていたこれまでの利下げシナリオは後退するとの見方が広がりました。

10年国債利回りも、昨年11月以来となる4.5%台へと急上昇し、株式市場はS&P500の12業種中11業種で下落と、ほぼ全面安の展開でした。とくに金利感応度の高い不動産や住宅、銀行、公益は大幅な下落となりました。

一方で、エネルギーやディスカウントストアは堅調で逆行高となりました。3月25日の高値から約1割下落していたエヌビディア(NVDA)が+2.0%と反発、アナリストが株価を格上げした旧GEのエネルギー会社のGEベルノバ(GEV)は+4.7%と大きく上昇しました。

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