昨日のNY株式市場概況(2025年1月15日)
S&P500:5,949.91(+1.83%)
ダウ30:43,221.55(+1.65%)
Nasdaq:19,511.23(+2.45%)
注目の12月の消費者物価指数が発表となり、総合指数は予想と同じ前月比+0.4%、前年比+2.9%となり11月から上昇率が高まりました。ただ、食料品とエネルギーを除くコア指数は前月比+0.2%、前年比で+3.2%と予想(+0.3%、+3.3%)を下回り、11月から伸びが鈍化したことを受け、インフレ再燃への懸念が和らぎ安堵感が広がりました。
これを受け10年国債利回りは前日の4.8%近傍から4.6%台半ばまで急落、株価は反発しました。テスラ(TSLA)+8.0%、エヌビディア(NVDA)+3.4%などメガキャップがそろって上昇し、指数を押し上げました。
2024年10~12月期の決算発表が本格的にスタートし、15日は大手金融機関が揃って決算を発表しました。予想を上回る好決算が相次ぎ、ゴールドマン・サックス(GS)が+6.0%、シティグループ(C)が+6.5%、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK)が+8.0%など金融は軒並み大幅な上昇となりました。
24年10~12月期の暫定決算を発表したインテュイティブ・サージカル(ISRG)は、売上高が予想を上回ったことから+7.7%と急伸しました。
一方で、食料品は軟調、ヘルスケアは強弱まちまちでした。
13日に24年11月~25年1月期の売上高とEPSを上方修正したルルレモン・アスレティカ(LULU)は▲3.1%と大きく下落しました。