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昨日のNY株式市場概況(2024年11月15日)
S&P500:5,870.62(▲1.32%)
ダウ30:43,444.99(▲0.70%)
Nasdaq:18,680.12(▲2.24%)
前日のパウエル議長の「米経済は利下げを急ぐ必要があるとのシグナルは送っていない」との発言を受け、12月FOMCでの利下げ見送りなど利下げに対して慎重な姿勢が強まるとの警戒感が高まりました。
10月の小売売上高が前月比+0.4%と予想(+0.3%)を上回り、前月も+0.8%と上方修正されたことで足元の景気が堅調であることが再確認されました。インフレ圧力が根強いとの見方も広がっていて、10年国債利回りが一時4.5%まで上昇したことも重荷となりました。
アマゾン(AMZN)▲4.2%、メタ(META)▲4.0%などメガキャップや半導体が大幅安となり指数の下げを主導した格好となりました。
保健福祉省トップにワクチン懐疑派で知られるロバート・F・ケネディJr氏を指名するとの報道を受け、モデルナ(MRNA)▲7.3%、ファイザー(PFE)▲4.7%など医薬品も軒並み大きく下落しました。
決算は予想を上回ったものの、11~1月期の見通しが低調だったアプライド・マテリアルズ(AMAT)は▲9.2%と急落しました。Disney+を中心とするDTC(Direct-to-Consumer)ストリーミング事業が黒字となり決算が予想を上回ったウォルト・ディズニー(DIS)は+5.5%と大幅続伸しました。
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