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昨日のNY株式市場概況(2024年6月20日)

S&P500:5,473.17(▲0.25%)
ダウ30:39,134.76(+0.49%)
Nasdaq:17,721.59(▲0.79%)

5月の住宅着工件数が127.7万件と予想(137万件)を下回ったほか、6月のフィラデルフィア連銀景況指数が1.3と予想(4.8)および前月(4.5)を大きく下回ったことで景気減速が意識される結果となりました。

一方で、指標の悪化は利下げ開始判断にはプラス要因との期待から、出遅れていた業種などを中心に買戻しが優勢となりました。今週の上昇相場をけん引してきたエヌビディア(NVDA、▲3.5%)、アップル(AAPL、▲2.2%)と午後に入り下落に転じたことで、S&P500やNasdaqも下落して終了しました。

金融やエネルギー、公益が総じて堅調でした。半導体は利益確定売りなどに押され大幅反落しましたが、アナリストが投資判断を引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は+4.6%と逆行高しました。

HIV予防薬の試験で女性に対する効果が100%有効との判断が示されギリアド・サイエンシズ(GILD)が+8.5%と急騰しました。アクセンチュア(ACN)は3~5月期の収益が予想を下回ったものの、AI関連の予約が急増していることが示され、+7.3%と大幅に上昇しました。

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