昨日のNY株式市場概況（2024年11月25日）

S&P500：5,987.37（+0.30％）
ダウ30：44,736.57（+0.99％）
Nasdaq：19,054.84（+0.27％）

トランプ新政権の財務長官にヘッジファンド経営者のスコット・ベッセン（Scott Bessent）氏が指名されたことで、対中関税や財政赤字に関する懸念が軽減されるとの期待から、10年国債利回りが大きく低下しました。
この人事を好感、減税や規制緩和などトランプ新政権の政策への期待とあわせて買いが優勢となり、3指数ともに続伸し、ダウ平均株価は最高値を更新しました。

金利低下を受け住宅や不動産が上昇したほか、銀行やヘルスケアも堅調でした。イスラエルとレバノンのヒズボラとの間で停戦交渉との報道で原油価格が急落したことから、エネルギーは大幅安となりました。
半導体は全般に堅調でしたが、エヌビディア（NVDA）は決算発表後の迷走が止まらず▲4.2％と大幅続落となりました。

予想上回る収益と見通しを発表した化粧品販売のバス＆ボディ・ワークス（BBWI）が+16.5％と急伸、これを受け同業のアルタ・ビューティ（ULTA）も⁺7.2％と大きく上昇しました。