昨日のNY株式市場概況(2024年11月13日)
S&P500:5,985.38(+0.02%)
ダウ30:43,958.19(+0.11%)
Nasdaq:19,230.72(▲0.26%)
米大統領選と同時に行われた下院の選挙も共和党の勝利が確実となり、大統領・乗員・下院をすべて共和党が制する「トリプルレッド」となりました。トランプ大統領が掲げる政策の実現可能性が高まったことで、政策(→株価上昇)への期待が一段と高まりました。
また、10月のCPI(消費者物価指数)は総合指数が前月比+0.2%、前年同月比+2.6%、食料品とエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.3%、前年同月比+3.3%といずれも予想通りとなったことで安堵感が広がりました。これを受け、12月のFOMCで利下げが継続されるとの見方が高まり、利下げ期待の買いも加わりました。
ただ、利益確定の売りも増え終盤に失速、S&P500とダウ平均株価はかろうじてプラスを維持した格好となりました。半導体株が大幅下落となったことでNASDAQは小幅続落となりました。
アナリストが投資判断を引き上げたワーナーブラザーズ・ディスカバリー(WBD)が+5.4%と大きく上昇しました。
暫定決算は発表したものの、本決算の発表のめどが立たず上場廃止の可能性も指摘され始めたスーパー・マイクロ・コンピュータ(SMCI)は▲6.3%と急落しました。
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