カツオドリ米国駐在員

JTC勤務20代で米国赴任 海外駐在に学んだ事に関するつぶやきがメインです。

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最近の記事

アメリカにおける賭博と法律

*本ページはアメリカで勤務している駐在員に向けた投稿です。もちろんアメリカや法律に興味がある方もぜひご覧ください。 アメリカ合衆国における賭博に関する法律は、連邦法と州法の両方によって規制されています。連邦法では、賭博に関わる特定の行為を禁止している一方で、多くの賭博に関する規制は州に委ねられています。これは、アメリカの連邦制の下で、各州が自州の法律を定める権利を有しているためです。 連邦法 連邦法では、以下のような賭博に関連する法律が存在します: The Wire

    • 米国特許制度の歴史

      米国の特許法の歴史は、革新と発明の促進を目的として、国の成立初期から進化してきました。以下に、その主なポイントを時系列で紹介します。 制度としての始まりそもそも制度として特許が生まれたのは、15世紀のヴェニスです。これは、技術的な革新と発明を奨励し、保護するための重要な歩みでした。この時代のヴェニスは商業と製造の中心地として栄えており、新しい技術や製品が経済発展に大きく貢献していました。そこでは新しく、精巧な機器の生産をする独占権を付与する現代特許制度の元祖が開始されました

      • 研究・開発部門からの他社IPの調査依頼

        *本ページはアメリカで勤務している駐在員に向けた投稿です。もちろんアメリカや法律に興味がある方もぜひご覧ください。 初めに法務の担当をしていると、突然エンジニアから相談が来るときがあります。 エンジニア: 「こういった発明を考えたんだけど、これって特許とか取れる?」 法務担当:  「・・・・えっ?」 特許などの知的財産に関する案件を担当したことが無い場合には往々にしてこういった反応をしてしまうのではないでしょうか。おそらく通常は法務の担当は開発を行うような研究者や開発者

        • 製造業における法務業務を理解したい人へのページ

          製造業におけるビジネスモデルそもそも製造業とはどんなビジネスを行っているのでしょうか。 主な製造業のビジネスモデルとして「受注生産型」と「見込み生産型」が存在します。 「受注生産型」:顧客から注文を受けてから生産 受注ー設計と開発ー購買ー製造ー販売ー代金回収ー製品保守 「見込み生産型」:社内で企画や生産してから販売 設計と開発ー購買ー製造ー受注ー販売ー代金回収ー製品保守 上記から分かるように、どういったビジネスの流れにしたとしても製造業では以下の項目は必ず発生します。この

          メルローワインの特徴

          メルローは、ボルドー地方を中心に栽培されている赤ワイン用ブドウ品種の一つで、多くの場合、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドなどの品種とブレンドされます。以下は、メルローワインの一般的な特徴です。 フレッシュでフルーティーな味わい:メルローワインは、フレッシュで果実味豊かな味わいが特徴的で、ブルーベリーやチェリー、ブラックベリーなどの果実の風味が感じられます。 濃厚で滑らかな口当たり:メルローワインは、一般的にタンニンが少なく、滑らかでやわらかな口

          メルローワインの特徴

          空港で8時間の待ち時間が発生した土曜の朝

          久々の一人旅を計画し、5時半発の飛行機に乗るために、朝3時に家を飛び出した。 保安検査場を華麗にパスし、いよいよ搭乗となったとき、iphoneにいきなりの通知。 文面にはcanceledの文字が見えていた。 やはり格安航空券を気軽に購入するのはやめた方がいい。 その後、謝りの連絡と共に、100ドルバウチャーの通知が届いた。 なんとも言えない感情を抱きつつ、今ブログを書きながら待つ9月23日の朝9時

          空港で8時間の待ち時間が発生した土曜の朝

          就職活動の思い出~知財部を希望して…その②

          前回の就職活動に関しての続きです。 前回貴重な院卒の推薦枠を使って、粉飾決算発表後の東芝の推薦を受けたお話をしました。私の推薦の一回目の面接が粉飾決算のニュースが流れてからおよそ2週間後でした。正直なお話をすると当時はそこまで大きな問題では無いだろうと楽観的な気持ちで過ごしていました。 そして面接当日。面接では部門説明会をして頂いた東京本社で行われました。面接会場では前回説明いただいた部門長の方とその他2名を追加し、計3名とその対面にいる私一人の総勢4名のみの空間でした。

          就職活動の思い出~知財部を希望して…その②

          ファンを増やせ(知財部員として)

          こんにちは。 3回目の投稿です。20代知財部門所属の会社員「カツオドリ米国駐在員」です。 日々読書を通してインプットを意識していますが、その中で響いたこと書いていきたいと思います。今回も表題についてです。 日々皆さんも業務で忙しいかと思いますが、私はできる限り「ファンを増やす」ことを意識しています。ファンというのはスポーツにおける選手を応援してくださる方々のことです。これは仕事の場合でも同様と考えています。単に部下だから教育する。利害関係があるから応援するというわけで無く

          ファンを増やせ(知財部員として)

          ITパスポート受験の所感

          こんにちは。2回目の投稿です。20代知財部門所属の会社員「カツオドリ米国駐在員」です。今回はITパスポート受験の報告です。 会社員をしていますと本位で無い資格試験受けることがあると思います。上記もまさにそれでした(知財と関係ないじゃんという思いからです)。ただ受験された方はご存知かと思いますが、ストラトジ系では法務・知財関係の問題も出てきます(著作権に関する問題も出題されましたが、こちらに関しては今ではクリエイターのみならず多くの方が意識しなければならない法律かと思います。

          ITパスポート受験の所感

          自己紹介

          皆さん、はじめまして。「カツオドリ米国駐在員」と申します。 日常生活からアウトプットを意識した生活をすべく、友人とTwitter、そしてnoteを開始しました。お互い会社員であるため、あまり個人的な内容はお伝えせず、ただ質の高い内容をお送りできればと考えております。 まず簡単な自己紹介ですが、私は現在メーカーの知財部門で働く20代です。元々知財部門を希望して入社したため、かなり稀有な存在として周りからも認知されています。なぜ知財部門を希望したのか、それは15歳の高校一年に